重要なマヤ遺跡の1つである
世界遺産キリグアで、宿をされているキリグアの宿さんが
マヤの人たちの大切な伝承を分かりやすく日本語で解説くださっています!!
あすわは、ホゼ博士が創られた「銀河のマヤ」を発信しています。
古代マヤ暦とは、全く違う暦です![]()
カウントも解釈も全然違います。
日本だけでなく、世界中の多くの人たちが、
ホゼ博士が創られた「銀河のマヤ」が
古代マヤ暦だと誤認されてしまっています。
マヤの長老たちは、間違って認識されてしまっていることを
とても悲しんでおられます![]()
では、何故
あすわは、古代マヤを学ぶのでしょう![]()
マヤの人たちの伝承や歴史を学ぶことで、見えてくる世界があります![]()
古代マヤの大切な大切な伝承は、
マヤ暦に限らず、薬草、織物とたくさんあります♪
マヤ暦を勉強する方には、
そういった背景も知る必要があると思います。
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グアテマラのキチェ県に住むマヤ系先住民の女性たちが、彼女たちのお母さん、お祖母さん、そのまたお母さんの代から受け継がれている薬草のお話をしています。
最初の女性はお産婆さん、彼女の庭に様々な植物が生えていますが、これらは全て、彼女が治療をする際に使われるそうです。
「全部、私たちの家の周りにあるのよ、見た目はただのきれいな花にしか見えないかもしれないけど、それぞれ重要な役割があるの。その辺に生えてる雑草でも病気を治す力があるの」
グアテマラのような熱帯雨林にには様々な薬効成分を持つ植物が自生しています。先住民の人たちは祖先の薬と呼んでいます。
そして大手製薬会社は熱帯雨林の固有植物を使って新薬を開発してきました。
キナの木からマラリアの特効薬、ニチニチソウが抗がん剤に利用されたりと言う話は有名ですね。
「こういう薬を私たちは、お母さん、お祖母さん、そのまたお母さんから教えられてずっと使ってきてるの。
それで治してもらってきてるの」
「これはGualumoという木。膵臓が弱ってくるとインスリンを分泌しなくなるでしょ。Gualumoは膵臓の働きを助けてインスリンが出るようにしてくれるの。」
「パパイヤの木を知ってますか?これは肝炎に効くのよ。
これで私も治ったの。
パパイヤの葉っぱを煎じて毎日飲んで。
2週間くらいで治ったわ。」
最初に登場のお産婆さんですが、ここ数年、非常に多くの妊娠中の女性たちが膀胱炎や尿道炎に罹ることに気づき、それらに効果のある植物を見つけました。
それは「サソリの尻尾」と呼ばれている草で、煎じて毎日飲むと治るそうです。
サソリの尻尾、その辺の道端に生えてます。グアテマラの女性は妊娠中だけでなく、膀胱炎、尿道炎よく罹ってます。保健所に行くとすぐに抗生物質を渡されますが、これからはサソリの尻尾を勧めます!
この地方の住民は胃腸の病気に罹る割合が高いそうですが、彼女たちによるとそれも薬草で治すことができるらしいです。
「Epazoteという葉っぱを煎じて飲むのよ。
毎日、朝ごはんの前にね。そうすればお腹の中の虫が殺されるわ」
Epazoteというのは香草で、キリグアの辺りでも料理によく使います。虫下しの効果があるんですね。
「ものすごく歩いて足が痛くなったら、チチカステの葉っぱを足に当てると痛みが取れるの」
地方に行くほど先住民が多く、また、経済的な理由などもあり、古代からの口承による治療法が守られているとのことですが、これにはちょっと疑問です。
グアテマラはかなり奥地に行っても国営の保健所があって、そこに行けばすぐに抗生物質やらステロイド系の薬やらただでもらえます。
キリグア村の保健所も山積みにされてます。
どこから入ってくるのか知りませんが。
グアテマラ人、薬漬けです。
せっかく、これだけ素晴らしい古代マヤ人の知恵があるのに、文化も健康も壊されて本当に悲しいことです。
前にも述べましたが、大手製薬会社は新大陸の熱帯雨林の植物を利用して新薬を開発しています。
本来なら先住民に口承で伝わっている知識に対し特許料を払うべきですが、逆に新薬開発後は先住民らが今まで通り植物を使えず、お金を払って薬を買うという状況になったりしています。
産業が発展して私たちの生活は便利で楽しいものになったことは否定しません。
でも、そのために空気や水や土は汚れて安全な食べ物はもうどこにもないような気がします。
病気になるのも当然。
そして病気を治す(?)ために更に熱帯雨林が荒らされて、更に環境は悪化し、また新しい病気が生まれて...
動画は、こちら
https://www.facebook.com/rolanda.garciahernandez/videos/1440935612666753/