先日、東京神田神保町の岩波ホールにて「海と大陸」という映画を見て来ました。かつて漁業で栄えたイタリア南部の島がいまは廃れ、リゾート地として再出発する矢先にアフリカから難民が押し寄せてきて、、、さあ彼らとどう向き合うか、というとっても濃ゆい内容でした。

今回のテーマ難民問題は、効果が計りにくい教育問題に比べて命に関わる緊急事態ですし、かつて日本に訪れたボートピープル(インドシナ難民)に問題意識を持ち続けている人も多いと思います。ただし、助けてあげたいし誰かがやるべきだけど、自分は一切やりません!、という意見が大多数ではないでしょうか。むしろ、国内では下手に難民を受け入れてややこしくする者を排除する流れになることも多いのではないでしょうか。

しかしながら、中東のヨルダンのように、決して裕福ではない国や人々だって難民を受け入れている事例はたくさんあります。そこで、周りにもそういう人はいないかな~と思っていたところ、最近のドラマ「斉藤さん」を見て、これだ!!と思い立ちました♪ヽ(´▽`)/

厄介な誰か(魔裟斗くんとか)を悪者にして排除するだけでなく、もろもろのしがらみを超えて解決(?)していく斉藤さんのスタンスに私は強く共感しました。私は到底あんな人にはなれませんが、もし出会ったら腰巾着的なポジションでもいいのでサポートしていきたいと思います(^_^;)))

追伸:同じくイタリア映画で難民問題をテーマにした「楽園からの旅人」も見ました。善行についての司祭の独白が非常に印象的でした。。