てつそうです。


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ありがとうございます。 
とても、励みになります。

こちらは、
肺がんステージ4と診断された
自分の生活と、
その心の変化を
日記として書いています。



6月12日
朝起きてから
ランマーク注射での身体の影響もだいぶ緩和した。

葬儀が終わり
メンタルが不調になる事は無く、
気分はスッキリしていた。

いつもの自分なら、
色々と考えすぎてダメになっていただろう。

妻も起きてから
『おばあちゃんも入れる仏壇とお墓も決まって、
本当によかった。
てつそうが、 
猿田彦神社、法隆寺、病院の通院行ってから、
なんか色々と大きく動いたね。』

自分
『そうかな。でもよかった。ありがとう。
これでおばあちゃんも楽になれる。』

おばあちゃんの介護問題から始まって葬儀まで、
最大の功労者はやっぱり妻だろう。

妻は仕事もそうだけど
困っている人を放っておけない人で
いつも本当に助けられてる。

介護問題も葬儀のことも
妻のそんな性格が助けてくれていた。

妻はフリーランスの歯科衛生士として
一人暮らしのお年寄りや、
介護施設に歯科医師と訪問して、
口腔ケアから食支援をして、
お看取りまで食べて生きていくためのケアをする。

本当に好きじゃ無いと出来ないし、
1つ間違えれば、急変したり亡くなってしまう。

いつも、すごいと思う。

今回の葬儀の手配も、
祖母の急死に悲しんでる母に
悲しむ時間をあげたいから、と、
葬儀やら、遺体搬送、
祖母の地元の和尚のことまで、
全ての手配を進めてくれた。

介護問題の時も同じように、
こんなふうに整えてくれてた。

介護問題の時はこの妻の段取りに、
親戚の横やりが何度も入って、
妻と2人で苦しんだ。


祖母が一人暮らしになる前は
大家族で暮らしてた。

長男夫婦とその子供3人。
今は孫たちもそれぞれ家庭があり家を出てる。

その長男夫婦は10年以上前に他界。
祖母は一人暮らしになった。

この直系の孫はほぼ誰も葬儀に来なかった
(孫長男だけは家や墓の権利があるため
許可がないと骨が墓に入れられないと
和尚がいうていた。だから一人だけ来た)

つまり自分の従兄弟たちだ。

妻に介護問題を丸投げ電話をして、
整える妻の横から文句を言ってきてたのは
イトコの妻だった。

祖母には家族がたくさんいた。

母を含め、子供が4人。

長男夫婦は他界していて、
この長男夫婦の子(自分のいとこ)が
祖母の直系で、姓を継いでいる。

今回参列しなかった家族は
この直系のいとこたちだ。
亡くなった祖母とは20数年一緒に暮らしていた。

いとこ①
長男(会社員)
妻(訪問看護士)
双子の娘(小学校4年生)
介護丸投げ夫妻はこの人たち。
まさかあんなに非道なことするとは
夢にも思わなくて苦しんだ。

いとこ②
長女(専業主婦)
夫(会社員)
息子(高校生3年生、中学3年生)
祖母の死にも一切連絡も顔出しもなかった。
音信不通。
 
いとこ③
次女
夫(同県М市で有名なラーメン屋を夫婦で経営)
息子(会社員)
葬儀もこなかったのに
インスタで9周年記念!とかストーリーあげてて
商売と身内の死とは関係ないかもしれんけど
まるでどーでもいい、みたいで
なんか悲しかった。

母の実家の直系はそれぞれ
昔から絶縁するほどの不仲が多い。
いとこ達もそれぞれ不仲で、
トラブルした叔父には土下座までさせたと聞く。
もちろん絶縁状態。

唯一仲いいのはいとこ②③くらいかな。
いとこ①夫妻ともほぼ絶縁してた。

それでもそれぞれが
家を出て家族を持ったあとも、
祖母のいる母屋に来ては
お米とお金を定期的に貰いにきていた。
ひ孫達もお小遣い、お祝い、お年玉。

だから、
参列したのが、1人だけっていうのが
信じられなかった。


今まで色んなお年寄りと、その家族を見てきた。
『こういう話がスムーズに進まないと
たくさんの人が困るのは分かってる。
分からない家族が話を進めてしまうと、
そこで働いている職員の人にも迷惑がかかる。
私はよく知ってるから、
家族やしやった方がいい。』

妻がこういう事をやるのを好きなのは知っていた。

だから、
介護問題の時は、
自分は妻のサポートに徹していた。
子守、家事など
捉え方からしたら、
何もしてないって思う人もいるかもしれない。

けど、
早急に介護施設に入居出来て
解決したのは妻のおかげだ。

もし、
介護施設に入居させずに、
認知症の祖母を一人暮らしさせる選択して。

例えば、
湯を沸かしまま倒れていて火事になったとか、
どこに行ったか分からなくなったとか、
想像しただけでも色んな問題が出てきて
もっと大変な事になっていただろう。

『仕事忙しく上にあなたがそれをしたら身体壊す。
私からしたら他人やけど、 
てつそうにとっても大事な祖母やろ、
そんな事どうでもいいとは言えない。』
妻はそんな事も知っていた上で、
やってくれると言ってくれた。

それがあったから、
この葬儀までスムーズに進んでくれた。
終わった後は、
唯一参列した長男からは何の言葉も無かったが、

参列した親族が妻に心の底から
『ありがとう』
と、言ってくれていて、
無事に見送る事が出来たので、
コメントでもきていたので批判もあると思うが、
これでよかったのだと思えた。


介護問題の時は、 
肺ガンが判明する前やった。
ステージ4になるまで時間かかるから、
その時すでにガンには侵されていたのだろう。

葬儀の時は、
肺ガン治療中なんて思ってもいなかった。
これからも治療は続いていく。


自分は、

最後まで妻と一緒に生きていきたい。