6月8日

朝早く母親から電話。

『おばあちゃんが意識無くなって、

救急車であんたが通院している病院に、

運ばれて、なんとか蘇生してもらえたんやけど、

看護師さんが身内の方にも連絡して下さいと

言われたので、連絡してるんやわ。』


自分

『わかった。準備してすぐ行くわ。』


2年前に介護問題で揉めた母方のおばあちゃんで、

認知症が進んで身体も弱ってから、

施設に入所して穏やかに暮らしていた。



妻が今週の火曜日も施設に行って、

仕事復帰してからはずっと

おばあちゃんの口腔ケアを担当してきた。


認知症は進んでるけど、

ご飯もしっかり食べてるし、

元気にしてるよって言ってた所だった。



この電話かかってきた時点で、

もう亡くなっているやろうなと思った。


昨日も自分の診察と検査で行っていた病院へ

準備をして家族全員で行く。


休日なので別の入口から入っていき、

聞いていた病室へ


人工呼吸器とモニターだけが付けられていて、

心臓は止まっていた。

医師の死亡確認を待っている状態だった。

苦しんだ様子もなく、凄く穏やかな顔をしていた。


しばらく病室で待っていると、

医師と看護師が入ってきて、

『今から死亡確認をさせてもらいます。

10時22分に死亡を確認しました。』


今年で98歳の大往生やった。


看護師

『死亡診断書を書いておきますので、

色々と手続きが決まりましたら、

帰りにお渡します。』


死亡診断書は

1枚は葬儀屋に渡して何枚かコピーしておくと

後からの手続きもスムーズに進む。



ここからが問題

おばあちゃんと孫3人が自分の家庭を持つまで、

何十年と一緒に暮らしていたのに、

全く折り返しの電話がこない。


自分

『3時間前に電話したんやろ?

まだ折り返しもかけてこやんて、

嘘やろ信じられやんわ。ふざけてる。』


母親は悲しむ間もなく、

妻が高齢の母親(72歳)サポートしてくれて、

葬儀場の手配していた。


自分はランマーク注射の次の日で

やっぱり身体はしんどかったけど、

そんな事は言ってられないので、

デイルームで子供3人を見ていた。



色々と決まり、

通夜、火葬、告別式を車の移動も無く出来る

大きな家族葬の出来る葬儀場へ

15時30分に搬送

16時にお坊さんきてもらって

枕経をしてもらった。


自分と子供はキッズルームへ移動
キッズルームがあるのでありがたかった。


葬儀屋とお坊さんと家族で打ち合わせ

月曜日に通夜

火曜日に告別式

色々と決まっていくが、

まだ孫3人から折り返しの電話はない。


母親の兄も高齢だが遠い所からきてくれていた。

着くなりその3人(特に長男)から

電話がない事をずっと怒っていた。


なぜなら、

孫3人の長男はおばあちゃんの住んでいた家の

今は誰も住んでいないが家主である。

今後は誰も住まないが

なぜか家はずっと残していくと言っていたから。



お坊さんが

『本来ならその長男さんが

喪主をしないといけないですし、

納骨やお墓、四十九日までどうするか

家主の確認が絶対必要です。』


喪主は、最悪の場合(連絡取れない)

母親がやるとは言っていた。

そこはお坊さんも了承はしてくれていた。


納骨やお墓は家主の許可がいるので、

お坊さんから何回も電話をかけてくれていた。


その長男の父と母が亡くなった時から、

ずっとそのお坊さんがやってくれているのに

全く出ない。

折り返しかけてこないですわ。

と、非常に困っていた。


『自分のおばあちゃんが亡くなったのに、

普通はすぐに折り返し電話するやろ。』

自分も同じ気持ちではあった。


やっぱりあの介護問題があった従兄弟達は、

普通じゃあなかった。


打ち合わせが終わり

どこの場所で枕経を何時からするかも

メールまで送ってあったのに、

葬儀場を後にする頃にも連絡はこず。



今度は、

介護問題から葬儀問題へなるなこれは絶対。


通夜が始まる前になんとか収束するだろうか…?


おばあちゃんを施設に入所させずに

仮に家に1人残して亡くなってたら

もっと大変な事になっていた事を

想像すら出来ないのだろうか…?



今日の事は、

細かな部分が抜けてる所もあります。



あの介護問題を詳しく知りたい方は、
長いリブログですけど読んでみて下さい。