てつそうです。


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こちらは、
肺がんステージ4と診断された
自分の生活と、
その心の変化を
日記として書いています。



5月24日

左手のピリピリした感覚は、ほぼ無くなった。

でも少し違和感が残っている。

まあ、あれ以上悪くならなくてよかった。


今日は朝から次女の機嫌が悪い。

熱を測ると(38.3℃)高いなあ。


次女は熱があると、ご飯をほぼ食べない。

わかりやすいけど、鼻水出てるし調子悪いんやな。


『また中耳炎かもしれやんわ。

耳のところよくおさえてるし、病院連れてくわ。』

と、言って

かかりつけ小児科の空いてる時間を検索し始めた。


『いつも午前中なんか空いてないのに、

奇跡的に10時40分のところだけ空いてた。

行ってくるわ。』


自分

『昼から仕事って言ってたけど、無理なら休んだら?

俺も午後から病院で今日は見れやんから。』


『こども園に相談して、無理なら仕事休むわ。

明日の運動会の場所取りも17時からやから、

子供達を優先するわ。』


妻は準備をして次女を病院へ連れていった。


しばらくすると、LINEで

【また中耳炎やった。熱も高いし仕事は休むかも。】


最近調子よかったのにまた中耳炎か……。


長男と長女もこども園に行き初めた頃は、

治ったと思ったら、また何かに感染してを

繰り返してたなあ。


妻が次女を連れて家に帰ってきた。

『仕事休んだ。

施設と担当している婆ちゃんの家に、

電話で事情を説明するわ。』


妻の仕事は歯科衛生士でも、訪問がメインなので

一般的な歯医者に勤めているわけではない。


個人の家とも契約してるし、

たくさんの介護施設とも契約がある。


家から1時間くらいの所でも、

車に衛生士の道具を積んで、

提携している歯科医師とケアしにいく。


だから、突発的な休みになると、

色んな所に説明しないといけないので大変である。


そんな仕事をしながら、

子供達や病気の自分の事も気にかけて、

パワフルな妻である。


だから、いつも感謝している。



自分は午後から病院へ向かった。



今日はいつもより少ないか、

それでも400人越えてから多いのか。 

まあそれだけ病気の人がいるのだろう。


受付を済ませて

血液検査(今日は3本)

尿検査

X線検査

15分位で終わった。


待合室で30分ほど待って呼ばれた。


主治医

『2週間、体調どうでしたか?』


自分

『体調はいいんですけど、3日前くらいに

朝起きてから身体の痺れがあって、

その日は1日横になってました。』


主治医

『それからは、痺れどうなりました?

まだ続いているのか。悪くなっているのか。』


自分

『悪くはなってないです。徐々に緩和してきて、 

今は少し違和感がありますけど、

こんな症状は初めてやったので。』


製薬会社に確認の電話をし始めた。


主治医

『薬の副作用ではなさそうです。

骨の転移箇所が複数ありますから、

骨を神経が圧迫している可能性も含めて、

もし今後も症状が出るようなら、

脳神経外科か神経外科を紹介します。』


神経外科か…

また受診する科が増えるの嫌ややなあ

と思いつつ。


自分

『また症状出てきて悪くなるようなら、

すぐ連絡します。それでいいですか?』


主治医

『悪くなるようならすぐ連絡下さい。

すぐに対応させてもらいます。

それから血液検査の結果ですけど、

前回とほぼ変わりないので、

プレドニンは8錠から6錠に減らしましょう。』






自分
『わかりました。』

主治医
『次に、X線検査の結果は
前回と比べて白い影が減っているのが分かります。』

自分が見ても明らか少ないのが分かるわ。
1番最初に撮影したのからやと、
素人でも分かるレベルやわ。

去年7月に
胸が痛い
咳が止まらないと言って受診した。
呼吸器内科のあるクリニックは、喘息と言いきり
ステロイド入の吸引器を処方した。 

その時も何回か通院するたびに、
X線検査を撮影して、
ガンと疑う事もせず病名を言った。

その医者の事を今でも自分は怒っている。
『あのまま何の疑いもせずに、
通院してたら、もっと悪くなってたわ。
肺がん読影会に毎週参加している医師が、
今でも喘息言ったのが信じられやん。
何の為にそんな勉強会参加してるんや。』
と、時々妻に言っている。

医者って大事やけど、
信用しきってしまうとこういう事になるんやな。

だから、
セカンドオピニオンとかがあるんやと、
あらためて思った。

すると、
久しぶりにガン担当の看護師現れて、
『お久しぶりですね。顔色もいいですね。
髪の毛を切られて若くなりましたね。』

自分
『久しぶりですね。身体調子はずっといいです。』

なぜかこの看護師の方は安心感がある。

主治医
『次回の診察と検査は、また2週間後で
よろしいでしょうか?』

自分
『大丈夫です。お願いします。』

主治医
『ではまた2週間後に。
痺れが長引くようならすぐに連絡して下さい。』
と、言って診察が終わった。

今日は名字の間違えやんやろなと思いながら、
会計へ行った。

間違えなかった。やっと覚えてくれたのか。
『本日は、高額医療の上限になりましたので
1750円ですね。』

支払いを済ませて薬局へ
ここでも支払いはなかっので、
薬をもらい家に帰った。

『どうやった?』

自分
『前とほぼ変わらず、プレドニンの量は減った。
X線検査も影が薄くなってたわ。
痺れは、また出るようなら神経外科を
紹介するからすぐ連絡してほしい言われた。』

『薬の副作用違ったや。
まあそれで休薬になるのも嫌やから、
痺れ出たらすぐ言ってな。』

自分
『分かってるよ。あの痺れ結構キツいもん。
それと明日の運動会は次女次第やな。
熱下がれば行けるけど、下がらんだら
闘病中で人混みと直射日光キツいから、
俺が家で見るわ。』

『小学校まで3分くらいやから、
ずっといなくていいから、
子供達の競技だけでも見に来たら?』

競技はみたいけど、
次女も熱あったら無理矢理に連れてったらあかん。
自分も闘病中で気をつけないといけない。

自分
『行けたら行くわ。撮影はきっちりお願い。』

『撮影は任せて。明日次第やな。』
と、言って場所取りに小学校へ行った。

明日は、晴れ予報やし大丈夫やろう。

見に行きたいけど、それもまた明日考えよう。