てつそうです。

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ありがとうございます。 
とても、励みになります。

こちらは、
肺がんステージ4と診断された
自分の生活と、
その心の変化を
日記として書いています。



4月28日
深夜0時頃。

クリアしたいゲームがもう少しなので

身体の調子もいいので、

たまの夜ふかしを一人で楽しんでたら、



妻が
大慌てで
2階から降りてきた。

深夜とも思えない
ドタドタ!って音立てて。

何かあったことは、
その雰囲気から、すぐにわかった。

1歳児娘を抱えて、
長女の手を引いて、
降りてきた。
長女は泣いてる。

長女を見ると顔が腫れてる!!

えっ?なに?!


もしかして…蹴られた?!!

妻はすかさず
『痛みある?!…言える?』

相当痛いのか……
長女は震えながら泣いてた。

長女

『耳の下くらい………』


すぐにライトを探す妻。


腫れた部分をみて、

すぐに口の中を見ていた。

…さすが、歯科衛生士……。

傷が無いか?
歯茎が腫れてないか?

チェックしてた。

妻が
『………何もない…!』

自分
『寝相が悪いから、どこかで
ぶつけたりとかしたんか…?』


『それもあるかもしれやんけど…
腫れ方がなんかおかしい。
打撲なら、口の中にも傷できる事あるし。』

そう言って、
携帯で調べ始めた。


『流行性耳下腺炎か…

反復性耳下腺炎か…

唾石症か…。』


『それか、何かしら原因て菌が入って腫れたか…。』

流行性耳下腺炎は
おたふくかぜのことやと。

自分
『おたふく風邪!?』


『うーーん…。だれも流行ってへんけど…
たった一人、降って湧いたようになるかなぁ…?』

調べながら、探ってた。


『とにかく患部を冷やそう。

冷やしても大丈夫そうや』


薄いタオルに包んだアイスノンを渡した。

長女
『冷やしたら、楽になる。』

そう言って、
ウトウトとしていく。

妻は、
その間に、
緊急外来でいける病院に
電話をかけて、
色々とアドバイスをもらい。

とりあえず様子を見て、
明日、休日診療へ。

やばいときは、救急車。

という話になった。

自分
『わかった。そうしよう。』

しばらくすると、


長女は

痛みが少し和らいだのか、
安心したのか、
その場で寝ていた。

ここ最近は
病院ばかりや。
1歳娘も高熱と、中耳炎
長男は耳、
長女も耳の下の腫れ。

全部、耳関連。

なんかの呪いか?

長女を寝室まで運んで、
朝まで何もない事を願いながら、
寝る事にした。

朝起きたら、
長女の頬は腫れてはいるが、
腫れはマシになってた。


『病院は行ってくるよ』


そう言って、
妻は休日診療に向かっていった。

1歳娘も
前日39.4℃まで熱が上がって苦しでいたが、
起きたら
平熱に。

熱は36.6℃まで下がっていた。
よかった。

妻の顔が
いつになく険しい。

看病がしんどい…というだけではなく、

なんか、
別のこと考えてる顔だった。

信じられない人もいるかもしれないが、

妻には

ちょっと変わった能力がある。


歯科衛生士とは別に。

どうも、
そっちのセンサーが
引っかかってるような顔だった。

10年も一緒にいると、
そういうのが
なんとなく分かるようにってくるよね。


妻には

目星がついてるようだった。


自分の身体の調子がいい時に、

子供達がみんな調子悪いって、

異常事態や。