てつそうです。

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ありがとうございます。 
とても、励みになります。

こちらは、
肺がんステージ4と診断された
自分の生活と、
その心の変化を
日記として書いています。



4月22日
朝起きたら、
黄砂の影響がまだあるのか
胸が、少し痛い。

だいぶ元に戻ってきている。

…けど、

黄砂(公害)だけは、本当にしんどい。
今回のことで、
心底そう思った。


朝ご飯を食べて、
長男と長女は小学校へ
1歳娘はこども園へ

妻は、
黄砂から調子が悪く、
鼻水と喉の痛みを訴えていたが、

今朝、
『気管支がやられた』と、病院へいった。

『今日から仕事やったのに…』

育休明けの、
引き継ぎの初日やったらしく、
落ち込んでいた。

自分は、
3月分の傷病手当申請書が出来たので、
会社へ。

10時頃に来てください、と
言われていたので、
予定通りに、会社へ向かった。

到着して、電話をいれる。

自分
『おはようございます。今、着きました』

上司
『待ってたよ。面談室来てくれる?』

そう言われて、
2階の面談室へ向かった。

上司
『1か月ぶりやな。体調どう?』

自分
『お久しぶりです。

体調は、黄砂の日から、

少し胸の痛みがあるんですけど、

それ以外は大丈夫ですね。』


上司

『そうか。顔色は仕事してた時よりもいいから、

わかりにくいな。』


自分
『自分を見ても、なかなか肺ガンやとは、
思ってもらえないですね(笑) 
かなり重い病気なんですけどね(笑)』

上司
『見えやんなあ(笑)』

上司は安心したような笑顔で
そう言ってくれた。

部屋には、
他にも何人かいて、
みんな口を揃えて

『見えやんなあ(笑)』


と言ってくれていた。

それが、なんか嬉しかった。

上司
『ご飯は食べれてる?』

自分
『3食食べてますね。
食欲がほとんど落ちる事もないですし。』

上司
『ええなあ、嫁さんがしっかりしとるからやな(笑)』

自分
『そうですね(笑)。

きっちり管理してくれるいるので、

ありがたいです』


上司
『睡眠は?どう?』

自分
『眠れない事もないし、
朝もだいたい会社行く時間には起きて、
ルーティンは崩す事なくやれてますよ。
仕事は、休職させてもらってますけど、
ダラダラした生活はしてないですね。』

上司
『そうか。凄いなぁ。
自分らの方が出来てないわ(笑)
順調そうで何よりや。』

質問から、
気にかけてくれてるのがわかる。
ありがたい、と思った。

自分
『肝臓の数値が悪化すると、薬が止まるんですよ。
やから…なるべくそれは避けようと
生活リズムは崩さずやってる感じです』

上司
『そうやったんか。
復帰は焦らんくていいし、
休職期はゆっくりと治してから、
職場に戻ってきてくれるの待ってるよ。』

上司の言葉が、
一つ一つ、嬉しかった。

上司

『今日は、てつそうくんに会いたがっていた

上司の人が会議で重なってしまって、

申し訳ないと言ってたわ。』


自分
『自分も会いたかったですが…、
また来月の書類提出すると時に連絡しますので、
その時お願いしますと伝えて下さい。』

努めはじめの頃から、
自分を育ててくれた、上司。

違う工場に行っていたけど、
今回、今の工場に戻ってくることになった。

一目会いたかったけど…
まぁ、また次の機会に!

上司
『伝えとくわ。
じゃあまた来月、会社来る時連絡してください。』

何人か職場の人もに会ったので、
少し会話して、
会社を後にした。

やっぱり
肺ガンで休んでるようには、
見えやんみたいで(笑)

まだ、
僕が肺がんなんて、
知らない人のほうが多い。

でも、
病名を聞かれたら、

答えるようにしている。


想像や憶測で、
前のメンタルの不調やとは
なんか…思われたくなかった。

メンタルの不調で休職した時は、
復帰を焦り、失敗し、
病名を聞かれても、
こたえるのが嫌だった。


病名は?
肺ガン。

…昔の自分なら、言えんかったなあ。

診断書は、5月いっぱいまで。
5月終わるまでには
提出して、と。

そう言われた。

自分の気持ちの中には
仕事に急く気持ちもあるけど…

ゆっくりと治して、
復帰はもう少し先にしよう。

上司の言葉に、
甘えよう、と


思えた日だった。