てつそうです。


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こちらは、
肺がんステージ4と診断された
自分の生活と、
その心の変化を
日記として書いています。


前回の記事の続き、
父親からの電話。
【 真相解明編 (笑) 】です。

妻が、
夜中の母との電話で
事件の真相を聞いてくれた。

実家の地域は、

電気配線に倒木で配線が切れて、

昼から停電していたそうだ。

実家では、父が
たくさんの金魚とメダカを飼っている。
金魚の水槽にはブクブクがあり、
停電で動かなくなった!と、

近所の人から、
発電機を借りて使っていたそうだ。

玄関で発電機を動かしたまま、
父は、
近所で焼き肉をする、と出かけた。

真っ暗な家に、
母が一人で夜を迎えて、
暗くなると田舎の夜はまだ寒く、
ドアや窓も締めたそうだ。

母が言うには、
夕食の後、
気分が悪くなり、
トイレで倒れ込み、
そのまま起き上がれなくなった、と。

意識はあったが、
寒くないのに体が震えだし、
(妻は、痙攣やったんやろね、と言ってた)

そこへ、父が帰宅。

呼びかけられて、
最初は応答できていたが、
だんだん気分の悪さが増し、
返答もできなくなった、と。

自分と父親が、
電話越しに怒鳴り合っているのは、
母にも、聞こえてたそうだ。

やっと救急車が来て、

玄関あけるなり、

救急隊員が、

『ガス臭い』と、言っていた、と。

救急車で運ばれて、
病院につく頃には、
気分の悪さも、震えも、
治ってたそうだ。

トイレは、玄関の隣に在る。

僕は、20歳の時に取得した

危険物取扱責任者の免許(乙四)を持っている。

発電機は燃料が重油で、

それから発生していたガスで、

一酸化炭素中毒による体調の急激な悪化だった。


父親は

金魚と活かすために、

母を死なせてしまうところだった。

書いてて思うけど、
マジヤバイな!!!

毒親過ぎるやろ?!!

しかも

『俺が早く帰ってきたから、助かったんや』

って、

はァァァああ????

どの口が言う??

母も、怒ればいいのに、
『おとうさんも気が動転してたんやわ〜。
あんなでも、気が小さいところもあるんやに』
って、

妻に、
父をかばうような話をしてたそうだ。

妻は
『まぁ…夫婦で“良し”なら、ええんちゃう?』
っていうけけど。 

自分は、
どこか、『良し』とは納得できない気持ちがある。
散々、苦しんできたし。

今回のこと、
『良し』なのか?

母にも、


僕にも、

もちろん妻にも、

謝りもせず。

『良し』なのか?


『良し』で、いいのか?

せめて、『悪いことした…なんてことしたんや』

って、

少しでも思ってくれたら、救われるけど。

 
父は、
痙攣してる母をみつけ、
救急車を呼ぶわけでもなく、
僕に電話をしてきた。

『すぐに来い!!!』って

怒鳴られた時、

『娘二人おって、一人は熱あるんや』

って言ったとき、

『そんなんどうでもええやろ!!!』

って怒鳴られた。


肺がん治療をしてる僕に、
夜の9時過ぎに、
6歳児と、発熱してる1歳児を連れて、
街灯もない田舎の細道を、
車で片道45分かけて、
すぐ来いという父親。

自分で助けようとは思わず、
『お前がなんとかしろ!!』と
言わんばかりのセリフ。

気が動転していたにしても、

そこに

謝罪の気持ちもなく、
『良し』には、
僕にはできない。

それをたとえ母がかばっても、
『許すよ』とは、ならない。

妻は僕の気持ちをよく知ってくれてる。

『親に寄り添って……』なんて、
微塵も言わない。

『てつそうの思うようにして良いと思うよ』
と、
思ってくれてる。

親との仲よりも、
僕の気持ちに寄り添うことを
大事にしてくれるのが、わかるから。

だから、
ぼくは、自分を責めなくて済んでる。

毒親やーとはわかっとったけど、

今回の事件は、
改めて、
実家のひどいっぷりを味わった
そんな真相でした!!

(もう、当分ええわ…)