てつそうです。


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ありがとうございます。 
とても、励みになります。

こちらは、
肺がんステージ4と診断された
自分の生活と、
その心の変化を
日記として書いています。



4月16日
身体の調子も徐々に戻ってきた。
朝起きる時のしんどさが
少しずつ楽になってきている。


最近、思うのは、
骨転移、全身に転移した
がんの状態がどうなっているのか…


それを知りたい。



ステージ4の告知前、
全身転移、骨転移の範囲を調べるための
PETCT検査をしてから、
しばらく経過してるし…。

長く
痛みを感じていないから、
今の転移先が、どうなっているか?

気になってきていた。

今度の診察の日、
主治医に相談してみようと思う。

PETCT検査は、
今の通院している病院では、
撮影出来ない。

違う病院での撮影だから、
その日だけ別で
送迎もいく必要がある。

それに…
撮影後は放射線を多量に浴びる。

そのため、撮影当日は
家族と隔離して過ごさないと。

特に、
うちには乳幼児がいるから、
被爆は、警戒する。 

被爆のおそれもあるし、
そういうリスクがあるから、
なかなか検査しないのだろうか…?

でも、
全身の癌状態を知るためには
PETCT検査が一番わかるから。


あの日、

告知してもらった日。

転移箇所は、真っ赤に反応してた。


胸周りの骨…


脊髄…


肺…


リンパ…

真っ赤だった。


嘘やろ。
ってくらい転移してて、

咳するだけで
痛みが尋常じゃなかったから、
妙に納得もした。

そら、痛いはずやわ!って。

今は
全く痛くないから、
あの、真っ赤な状態がどうなったのか?

気になるのだ。

そんな調子の良い日が続いてて、
検査結果に希望を描いてる矢先。


黄砂が来た。


その日は
天気もよく、

窓を開けていた。


気候も良かったし、
換気もしたかったし。

黄砂のことは
ちらっと知ってたけど、
そこまでひどいとは思わなかった。

午後になって、
夕方になった頃、
だんだん外の景色が霞みはじめた。

いや…
霞み方が増した。

いつも
窓から見えている山が
見えなくなっていた。

?!

え?


なにこれ?これが黄砂??

黄砂ってこんなひどいん??

見た目にはまるで、

中国の大気汚染のようだった。

あわてて、窓を締めた。

家の窓、全部閉めた。

ヤバイ…。

これは、やばい…。

すぐに窓を締めたが、
もう遅かった。

部屋の
空気清浄機のランプが真っ赤!!
ごーーー!とか言うてるやん!

嫌な気はした。
あの濁った大気…。

明らかに
呼吸器疾患の人間には危険だと察した。

気づいたら、
自分の胸のあたりも
少し痛い。

あかんわ。
遅かった。

慌ててネットで色々調べた。


肺ガンで黄砂は…あかん。
身体がそう言うてる。

黄砂の中に、
花粉もPM2.5もって……

最悪やんか!!


これ、

レットヴィモ休薬中のことやったら…

って考えただけで
ゾッとした。

昨日まで良かった身体が、
胸が痛くなるまで…ってことは、

相当悪い物を巻き込んで、
飛来してくるんやろな…。

昔はこんなにひどかったか?

なんで、

ここ近年は、

こんなに黄砂や花粉がひどいんや?


でっかい扇風機で

ぐあーーーーーって、

巻き上げてないよな?(笑)

昔の四日市コンビナートの

公害の空みたいやんか。

そういや
コンビナートの夜景はキレイやったな。

昔、働いてたから、
煙突の上で
正月を迎えたこともあったっけ。

そんな事考えてたら、
長女を耳鼻科に連れて行ってた
妻が帰宅してきた。



『やばい!!日本やばい!!』

自分より
セリフのぶっ飛んだ妻が帰宅。

まだ、
巨大扇風機説の方が、

日本ヤバイ説より、ましやろ?(笑)


次の日、

妻も黄砂で、ダウンした。


珍しく、元気ない。

僕も、胸が痛い。

こういう公害による影響は、

何日経ったら、よくなるんやろ。


早く、痛み、消えてほしい。