てつそうです。
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ありがとうございます。
とても、励みになります。
こちらは、
肺がんステージ4と診断された
自分の生活と、
その心の変化を
日記として書いています。
4月3日
正月に挨拶LINEをくれた親友から、
久しぶりに
写真つきのLINEがきた。
親友
『日曜日、釣り堀行って、魚が大量に釣れたっす。
また、釣り行きましょうよ。』
マジか！(笑)
突然のメールは
思ったより、嬉しかった。
少し昔の自分を書きたいと思う。
親友とは、
本当に長い付き合いで
自分よりも6歳も年下だからか
仲のいい弟みたいな存在だ。
少し昔話になるけど、
自分が
今の自動車会社に26歳で転職してきて、
会社に慣れて、がむしゃらに働き6年後に、
親友は、
26歳の時に期間従業員で入社してきた。
第一印象は
『ヤヴァイのきたー！！』(笑)www
ガチガチ筋肉質で坊主頭にピアスって！
制服は指定やけど…
って思うくらいの迫力やった。
あとから聞いたから
親友も親友で
自分の雰囲気を見て
『……やべぇ。なにここ、すげぇヤバい人おるやん。
絶対怒らせたらあかん人やん』
って、
お互いに、
ヤバい人センサーが働いてたという、
衝撃の出会いやった(笑)
新人だと紹介されて、
その時の上司に
『今日から、てつそう君が
仕事を教えてやってくれ』
そう言われた。
新人で自分の所属する課に入社してくる人は、
だいたい自分が教える事になっていたから、
『わかりました。どこまで教えますか?』
と、きいた。
上司
『任せるわ。
仕事の覚えが早ければどんどん教えたって。
期間従業員は、3年頑張れば正社員になれるからね。
まだまだ若いし正社員になりたい言うてたから、
やってくれるやろ。』
自分
『わかりました！
……教育代は給料あげて下さいよ(笑)』
給与については
思いっきりはぐらかされたけど(笑)
それから、
付きっきりで仕事を教えた。
仕事の覚えが早く
どんどん吸収してくるので、
あっという間にチームの仲間入りをしていた。
最初は、仕事の話しかしなかったが、
ゲームや釣りの話で意気投合。
急激に仲良くなっていき、
しばらくすると、
休みの日は毎度、一緒に遊ぶようになってた。
それから、16年くらいの付き合いになってくる。
親友は出会った時には、もう結婚していて、
子供連れで遊ぶこともあったけど、
自分も36歳で結婚して、
妻と過ごす時間が増えるたび、
親友と遊ぶ回数も、少なくなっていった。
彼の息子は社会人になっているが、
自分の子供はまだまだ、下は１歳児(笑)
なんという差！（笑）
同じ職場で仕事して、
たまに遊んで、
そんな日々の中、
彼は移動になって
別の工場勤務になったことをきっかけに
さらに会う回数は減っていった。
それが1番辛く淋しかった。
癌だとわかった時、
親友には、知らせた。
生きていてほしい。と、
彼なりの素直な言葉で、
励ましをくれた。
『髪が抜けて、ドラゴンボールのクリリンなっても、生きててくださいよ！生きていれば勝ちです。
亡くなったら恨みますよ。』
励まし方が、ど根性やな（笑）
時々、生きてますか？と確認LINEが送られてくる。
重たい病気でも、頑張れとは言わない。
いつもと、変わらない接し方、
そんな親友とも、
ガンになってからは一度も、会えていない。
そんな日々に届いた、
親友からの、魚釣りの写真送られて
釣りいきたいなって。
自分の薬が効いていて、
身体の調子がよくなって来ているで、
暖かくなる
5月の連休に会って食事をする約束をした。
その時に
色々と今の自分の事を話したいと思ってる。
彼とは、
お互いに年齢を重ねても
ずっと付き合いをしていきたいから。
4年前、
メンタルがおかしくなって
仕事を長期で休んでいた時には、
誰とも会いたく無いと思っていたが、
親友だけは、
時々連絡をくれて、
自分のことを、気にかけてくれてた。
今、
薬が効いてきて
病気を完治させるぞっと思うと、
心が健康になり、やりたい事が増えてくる。
そんな
嬉しい思考でいっぱいになれば、
ガンも嫌になり、いつか消えていくだろう。
親友と会えば、
とにかく面白い。
面白く、楽しい時間が過ごせる。
まさにＮＫ細胞の活性には、
彼は素晴らしいドクターだと言えよう(笑)
次の診察日までもう少し、
穏やかな毎日を過ごせて身体も調子がいい。
自宅療養でこのままいきたい。
今から5月が楽しみだ！