てつそうです。

いつも、
いいね、やフォローを
ありがとうございます。 
とても、励みになります。

こちらは、
肺がんステージ4と診断された
自分の生活と、
その心の変化を
日記として書いています。


2023年は、
肺癌が判明した秋からは、
あっという間に過ぎていった。


胸の激痛から始まって、
今は、
分子標的薬(レットヴィモ)
で治療をしている。


全く想像してなかった…未来。

激動の1年だった。


2024年、
年が明けたら、毎年恒例の地元の
北畠神社に
家族と初詣へ行った。


そこでは、
参拝の後、
必ずお守りを購入して、
最後におみくじを引いて、
今年のアドバイスをいただくのが恒例だ。


今年の内容は、

『大吉』 

そして、『道』 だった。


おみくじには
冒頭に、
漢字の一文字が、添えられている。

それが今年、『道』 だった。

『我が道を進みなさい
理想を忘れず必死に夢を
追い求めなさい
道とは
思いたったその日から
目の前に広がる
ありとあらゆる可能性のことである』

と書かれていた。


自分の理想にぴったりの言葉が
書いてあった。

ちなみに、妻は
『歩』だった。

夫婦で
『道』『歩』 の文字。

2つを合わせて読んでみると…


妻が、
道なき道を開き、『道』を作り、

その道を、自分が『歩』む。




まさか、シンクロ
エヴァンゲリオンかよ
マンガやアニメ好きの夫婦。
内容は何でも同じなりそうだが嬉しかった!

しかし…
妻への内容の厳しさが
ハンパない気もするけど…(笑)
修行者なん?(笑)

お正月は、
子供達の冬休みに合わせて、
両方の実家に泊まり、
ゆっくりと過ごす事が出来た。

お正月でも、
自分の生活のルーティンを
ほとんど崩す事なく、
過ごしていった。




1月9日
2024年明けて、
最初の病院受診日。

朝早いので、1人で病院に向かった。


先に検査を済ませておいて、

検査結果を聞く頃に、
妻と0歳娘が合流する、という流れ。


呼吸器科の前で待つ。
妻は、
座ると0歳娘がギャース!と泣くので、
立ってゆらゆらして待つ。


看護師
『てつそうさんどうぞ』

呼ばれて、診察室に入る。

自分
『あけましておめでとうございす。
今年もよろしくお願いします。』


主治医
『今年もよろしくお願いします。

早速ですが…
血液検査結果です。
肝臓の数値ですけど、
ASTが59→42
ALTが124→79と
下がっていますね!

腫瘍マーカーは参考値ですけど、
CEAが5.9→5.4
シフラが2.8→5.0
CA19−9が279.1→307.4で
ほぼ横ばいです。』


自分
『肝臓の数値が下がってましたか!
よかったです。』


主治医
『レットヴィモを
少し増やしていきましょうか。
朝と夕、1錠ずつから
80mgと40mgの、2錠にして、
変化を見ていきましょう。』


自分
『わかりました。』




心のなかで、ホッとした。


肝臓の数値の上下で、
薬が止められるかどうか?の
心配になっていたから、
数値結果にはドキドキしていた。


肝臓数値が悪くならないよう、
お正月でも
食事には気を使ってきた。

実家に帰って玄米とかは無理なので、

妻が、
行く前にたくさん炊いてくれて、
冷凍にして持参していた。


妻の実家の食材は、
もともと義母の料理が無添加系なので、
安心して食べられた。


実家は家とは勝手が違って
全く無添加とかは気にしない家なので、
商品表示を見ながら、
特に癌の人には良くない添加物は避けて、
食事をしていた。

面倒だったけど、
気にかけてきてよかった!



主治医
『次回の診察日は、
1月23日の2週間後に。
それと、
1月11日に脳のMRIを撮影ですね。
2週間後に合わせて、
結果を伝えますので、お願いします。』


2度目のMRIか。

脳の転移の状態確認だ。
どうなっているだろう?
前に撮ってから…約1ヶ月経つ。

気になった。


妻に
『肝臓の数値、
徐々に下がってきて、よかった!
レットヴィモも増量になったね。』


妻は、
安心した顔をしてた。 



診察の後は、
支払いや薬局がとても混むので、
妻には、先に帰ってもらった。



2024年がスタートし、
完治(ゴール)が少し
見えてきたぞ。


そんなふうに前向きで
捉えることができる、
いいスタートをきった2024年。