てつそうです。

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ありがとうございます。 
とても、励みになります。

こちらは、
肺がんステージ4と診断された
自分の生活と、
その心の変化を
日記として書いています。



退院の当日。

妻から
『もうすぐ着くよ。』と、
連絡があった。

自分
『受付で退院の手続きして終わり』

手続きを済ませて、
ちょうど外に出たところで、

病院の前に、車が到着した。

久しぶりの家族全員ので再開。

何か、照れくさかった。


長男は、2週間ぶり喜んでくれてた。

長男
『お父さん元気になったやん!』

自分
『そうやろ。そう簡単には死なん!』

そういって、
近くのイオンモールまで行き、
長男のサッカー用品を買いに、行った。


病院から退院したばかりで。

いつもは、服装もちゃんとしてるけど、
今日は退院直後だ。

服装はジャージにクロックス。

妻に、
ジャージとクロックスやけど?って
聞いてみたら、


『ん?大丈夫!大丈夫!
何着ててもサマになってるから!』

妻はこういうところ、大雑把(笑)
久々にすごく適当な『大丈夫!』でたな(笑)



外の空気を、久しぶりに吸った。

それだけでなんか特別で、
開放的になれた。

ジャージとか、
『まぁいいか!』って、思えた。


イオンに到着して、
人前を、久しぶりに歩いた。


自分
『ずっと病院の中やったから、
歩くだけで何か緊張するわ』

『ええ刺激やろ?楽しいのは大事!』



長男の買い物を終えて、
子供達が
『お腹空いた〜!』って、言った。

自分
『何食べたい?』

子供達
『お寿司ー!』


分かりやすいなあ(笑)
…ということで、

自分は肉も食べたかったので、
しゃぶしゃぶとお寿司の食べ放題
『ゆず庵』ヘ向かった。

『今日はお父さん帰ってきたから、お祝い!
お祝いの特別やで〜!』


みんなめっちゃ嬉しそうな顔。

やっぱりこの家族は、
食べる事に、ものすごく重きを置いているわ(笑)


食べる事で幸せになる。

いいパワーも、もらえる。

相変わらず、
食べる時のエネルギーは、半端ない家族だ(笑)


店員さん、
ドン引きしてへんかな?(笑)



あっという間に、
2時間の食べ放題が終了した。


家までの帰りは、
自分で運転したかったので、
妻に話して、運転させてもらった。

久しぶりの運転。

自分
『体痛くないわ』

『うん。本当によかったなあ』

自分
『痛みがないってこんなに楽なんやなぁ。』



家につく頃には、
自分以外は、みんな寝ていた。

食べたら、すぐ寝る家族!


本当に、この家族は最高やわ(笑)  

こんな面白い家族、他にない。


癌ステージ4bで
退院したばかりの自分の運転で
ぐぅぐぅ寝る家族(笑)


……猛者ばっかりかよ!(笑)




自分
『夜は、病院と一緒で
21時に寝るわ。
なるべくルーティンを守っていく
自分のペースでこれから、やっていくわ』

妻は、
『あなたの好きなように
私らは、なるべく合わせていくし』

自分
『うん。ありがとう』



今日からまた、家族との生活が
スタートしていく。


会社からは、
ゆっくりと治療に専念してください。
復帰してくる日を、職場のみんなで待っています。


と言ってもらえた。


妻からは

『あなたの働きを、見ていてくれる人はいる。
そんなふうに会社から言うでもらえるのは、
あなたの努力があったからこそやよ。』

そう、いってもらえた。


痛みを我慢してきたことは、
決して褒められたことではなかったけれど、

僕の製品への想いや、
意識への努力が、
会社にも伝わったのかな、と思えたら、
少し嬉しい気持ちにもなれた。


上司からは
『支援は惜しまないから、
専念して治してください』と、


非常にありがたい言葉をもらえた。




この与えられた休息に感謝して、

治療に専念して、
家族と穏やかに過ごし、

完治を目指して行きたい。


そう、思った。