てつそうです。

いつも、
いいね、やフォローを
ありがとうございます。 
とても、励みになります。

こちらは、
肺がんステージ4と診断された
自分の生活と、
その心の変化を
日記として書いています。


11月3日
退院の日。
今日も、ルーティン通りの朝。

雲一つないいい天気だ。

この入院中は、ずっと天気がよかった。

朝日を眺めながら、
自分から妻にLINEをした。

感謝の気持ちを伝えたかった。



※以下は実際に贈ったLINE文を
妻承諾のもと、載せています。


自分→妻へ
『おはよう。やっと退院出来た。
あれから約2ヶ月、
病名が見つかってからは、
色んな治療法がある中で、
2人でこれを選択してよかった。

咳が止まり体の痛みもほぼなくなった。
あっと言う間ここまできた。
家族がおらんだら、
今の俺はなかったって思う。
もういなかったって。
ありがとう。

これからも、2人で子供達の成長を見届けて、
老後はいっぱい色んな所へ2人で行って
美味しい物食べ、温泉入って
いつまでも仲のいい夫婦でいよう。
その時もずっとあなたの事を愛しています。
これからもよろしく。』



そんな言葉を贈った。

今の僕の、
ただ、素直な心の言葉を、
妻に伝えたくなった。


すぐに、妻からも返事が来た。



妻→自分 へのLINE (添付、承諾済)
『おはよう🥰✨
嬉しい言葉をたくさんありがとう✨
それと、退院おめでとう🥰
2ヶ月、たつんやなぁ。
咳が出て、夜にも、
痛みで苦しそうにしてる
てつそうをみて、つらかったけど、
入院してレット飲み始めて、
顔色が、だんだん良くなってきて、
ホッとしています。

私は家族は、てつそうを大黒柱にたってる。
私はその支えを、これからもずっとしていくよ。

息子がね、平気なようで、
昨日サッカー帰ってきてから
『後◯時間や。あと◯時間でお父さんと会える』て、
ソワソワしてるねん。
実は息子が想像以上にお父さんいなくて
さみしい思いしてたんさ。
周りの友達にもかなり言ってたみたい。
息子は、一度もお見舞いにも行けなかったから、
余計なんかもしれやん。
また今日、退院したら抱きしめてあげて。

癌のステージ4やって聞いても、
『てつそうがこんなところでくたばるわけないわ』
って、強い核心みたいなのがあって、
不安やったり病名の重さに
泣いたこともあったけど、
いつも笑ってこれたのは、
てつそうの強さを知ってるからやと思う。

てつそうが思い通りに
してこれてなかったことなんて、ない。
強い意志の力で、
全部叶えて実行してきてるもん。
やから、信じてたよ。

言い表せやんくらい、てつそうに守られて、
一緒にいれて、力をもらってます。
昨日も、めっちゃえらかったけど、
てつそうに少しに会って話しただけで楽になってた。
それだけ、
私にとってのてつそうは最高の人なんやよ。

癌からの生還を、してきてくれてありがとう。
てつそうとやから、こんな素敵な家族になれたし、
子どもたちも嬉しそうに過ごせてる。
わたしにとって、てつそうはヒーローなんやもん。
心の支えで、大好きで強いヒーローなん。

てつそうとの出会いは、神様からのご褒美なんよ。
これからもずっと、2人で過ごしていこうね。
子どもたちの未来を見送って、
2人で生きて、楽しいことしたり、
美味しいもの食べたり、旅行も行こうね。
自由に生きていこう。

いままでも、ずっと、これからも。
てつそうのことを心から愛してます。
ずっとずっと、てつそうの隣で生きていきたい。』



ぎっしり、
想いの詰まった返事だった。

嬉しかった。

愛し、愛される家族がいることも。
僕の想いとまっすぐに向き合ってくれる、妻にも。



さらに妻から
『今のあなたの為の歌
SEKAI NO OWARIの、最高到達地点。
ワンピースのオープニング曲、聴いてみて』


YouTubeの動画と一緒に、送られてきた。

大好きなONE PIECEの曲。


すぐに聴いて、返事した。

『やばい…!今の自分の歌やん…!最高やわ』

画像の編集もかっこよくて、
曲も、今の自分を表していて、

体が痺れた!

…感動した。




朝食を終えて、
病室の片付けをして。


妻が車で迎え来てくれるまで、

『最高到達地点』を、

何度も、
何度も、

繰り返し、聴いた。