てつそうです。

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ありがとうございます。 
とても、励みになります。

こちらは、
肺がんステージ4と診断された
自分の生活と、
その心の変化を
日記として書いています。



10月22日
入院前日に
家族で鶏屋へ、食事に行った。

この家族は、
何にしろまず、食事からやな(笑)


妻と長男は、
いつも通りの食べっぷりで、
0歳娘は
スヤスヤと妻に抱かれ寝ていた。

自分は
食べたかった鶏の部位が品切れだったのと、
いつも行っている鶏屋とは違ったので

少ししか食べれず。(残念)

長女が、あまり食欲なく、
『寒い〜』と言いだしたので、
ちょっと気になった。


家族の食べている姿を目に焼き付けて、
退院したら、
家族でまた食事にこようって誓った。



10月23日
入院当日。
朝起きたら予想通り長女が高熱を出した。


妻は、
すぐに実家の母親に電話をして
来てもらうように頼んでいた。

急いでも50分位掛かる距離なのに、
何かあると必ず助けてくれる、
心強い人です。


義母に長女を預けて、
妻と0歳娘と3人で向かった。

病院に着いたら入院の手続きをすませて、
血液採取の為に別室へ行った。

看護師
『今日は、8本採取します』

自分
『えっ!8本も?!…多いですね』

8本!!
ビビった。
そんなにとるの?


緊張して挑んだが、
血液採取もうまい看護師さんだったので、
痛みもほぼなく、
あっという間に終わった。

よかった。

毎回検査のたびに血を抜かれて、
一体、どれだけ血を抜かれたかな。

血液補うのが大変だー。


受付に戻り、
妻と合流した

自分
『8本も抜かれた。もう慣れてきたわ(笑)』


今日、入院する呼吸器内科は、
7階だった。
看護師さんに案内されて、
7階事務で身長と体重を測定した。


感染対策があるので、
妻と0歳娘は入れず、
少し談話室で話したあと、帰っていった。


病室は4人部屋。

しばらくすると、
癌担当看護師さんに呼ばれて
別室へむかった。


今日から飲み始める薬(レットヴィモ)の説明を
担当の主治医が説明しにきてくれた。

主治医
『三重県では、まだてつそうさんで4例目です。』

『副作用は、過敏症、高血圧、間質性肺疾患、
気を失う、口内乾燥、下痢、むくみなどあります。
夕食の後から飲むようにお願いします』


ひと通り聞いたあと、
質問してみた。

自分
『副作用の出ない人はいますか?』

主治医
『データが少ないので分かりませんが…
今まで飲まれた方は副作用は出てます。
全く副作用が出ないのは、
患者さんにとってもいい事ですよ』


自分
『飲んでみないと分からないですし、
まずは何より、ここまでこれてよかったです』

適合できたことが、もう奇跡だった。

少なくとも、
僕たち家族にとっては。


症状を抑えるため、
咳止め薬と、痛み止めの薬を
常用していたのだが、

レットヴィモと一緒に
併用しても大丈夫だとも説明された。


入院以降は、
外来の担当医から変わり、
別の先生が主治医についてくれてた。

その主治医の名前が、
曾祖父と同じ名前で
驚いた。

まるで、
ご先祖様に応援してもらえてるような
そんな嬉しい気持ちになった。

がんになってから、
いつも何かと繋がってる。
そんな符号がたくさんあった。


振り返ってみると、

検査入院の当日
9月29日は結婚記念日で。

肺がんだと病名が分かった10月4日は
実弟の誕生日で。


10月20日の肺がん遺伝子検査の結果の日は、
好きな漫画の映画の
アンコール再演の日で、

スペルは違うが、
題名が、
『REDレッド』

そして、
肺がんの遺伝子名
『RETレット』


妻にすぐにLINEで
『ひとつなぎやわ』
といれて、

なんか嬉しくなった。


こういうのって、
『人は、生まれてくる前に、
人生は決めて生まれてきている。』
を実感する。

妻に教えてもらった事があるが、
漫画や小説のように
伏線の回収をしていくんだって思えた。


この病気になった自分の人生、
すごいやんか!
とも思えた。

過去に妻の紹介で
自分の事を見てくれた、
スピリチュアルカウンセラーの人が言ってた。

現役の看護師でもあり、
スピリチュアルカウンセラーでもある、
四季先生という方だった。

四季先生
『45歳から50歳の間で人生の折り返し地点がきて、
どん底を乗り越えてあとは、上昇していくよ』

そう、言われてた事を思い出した。


すごいわ…当たってる。

何年前だっかな。
見てもらったのは。

もう、
3年も前だろうか。


その時は
ふーーん。って聞いてたけど、
あとから、じんわりと思い出し、
実感する。


そうだ。
今がどん底だ。

今は、
命スレスレの、
ドン底にいるんだ。