細谷典男議員のホームページから

 

茨城新聞24面A版/240714

 

今日の新聞報道(茨城新聞・共同通信配信)は、昨日、7月13日に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の政治団体「国際勝共連合」の集会が開催されたことを報じています。

 

今回は、6年前には現職の国会議員が約50人来たということですが、今回は現職の政治家の参加はほぼなかったということです。

 

講演した梶栗正義会長の講演内容を見ると、例えば茨城県議会でも自民党が主導して成立した「家庭教育支援条例」が、明確にその背景に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の政治団体「国際勝共連合」が存在していることが良く分かります。

https://katoakiyoshi.jp/wp-content/uploads/2022/05/report_H28_4.pdf

 

集会では、増渕賢一元栃木県議会議長(自民党栃木県連元幹事長)が挨拶し、その他、浜田聡参議院議員(NHKから国民を守る党)と細谷典男取手市議会議員が来賓として参加したと報じられています。

 

私は一時期、細谷典男取手市議会議員とは政治行動を共にしたことがあります。しかし、今回の記事を見て、一人の政治家がどのような変遷を経れば「国際勝共連合」に行き着くのか、感慨深いものがありました。細谷典男議員は、NTTの労働組合専従職員から、民主党、みんなの党、れいわ新選組(山本太郎個人推薦)からそれぞれ公認推薦を得て、取手市議会議員、茨城県議会議員となっています。

 

細谷典男議員の選挙には、立憲民主党に所属する現職の議員が多数応援に来ています。労働組合も熱心に公営ポスター貼りなどに動員されています。直近の市議会議員選挙では、旧統一教会系の活動家が支援に入ったと自ら吹聴しています。前回の阿見町議会議員選挙では、私に何の仁義も切らずに、立憲民主党の公認候補者を応援していました。

 

細谷議員は、茨城県議時代に自民党県議会議員とも深い交流を結び、先日の自らの市議会報告会には現職の自民党県議会議員が、講演をするということがありました。

 

さらに驚くのは、地元の日本共産党議員とも深く付き合い、志位和夫日本共産党委員長が取手市で街頭宣伝を行った際には、ともに街宣車から市民に対して自民党政治批判を行うというウルトラCを行っています。

 

細谷議員が、複雑な政治家であることは理解していましたが、どのような経緯をたどったら、今回、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の政治団体「国際勝共連合」の集会の参加にたどり着いたのか、一度、詳細に説明を聞きたいものだと思います。

 

なお、細谷議員は、1月の取手市議会議員選挙で、前回得票1,228票をほぼ倍増し、2,332票を獲得し第2位で当選しています。