阿見町ホームページより

 

今回、初めての当選を果たした6名の議員の中で、小川秀和、武井浩、武藤次男、佐々木芳江の4議員が一般質問を行いました。これまで、自分自身で感じてきた町政の課題や支持者や町民からの要望や意見を、執行部に質問していました。まったく新しい課題が提起されたというものはありませんでしたが、新しい視点、観点というものはあり、やり取りを聞いていて参考になりました。

 

その中で、「放課後児童クラブ」についての質問がありました。それによると、阿見小学校、本郷小学校、あさひ小学校の3か所で、定員を上回る希望申込児童があり、活動スペースに限りがあるため5年生、6年生の児童が待機となっているということでした。希望者全員が、入所できるよう拡張工事を進める必要があると感じました。

 

放課後児童クラブは、もともとは「かぎっ子」対策として、小学校低学年を対象に保護者が自ら「学童保育」という名称で整備したのが始まりです。当時は、保護者が指導員を自ら雇用し費用を負担し、運営にも全面的に関与していました。その後、行政が整備するようになり、現在では、民間業者も進出しています。一方で、運営に保護者がかかわる機会は少なくなっているか、まったくないという状況だと思います。

 

先日、親しくしている地元の方から、本郷小学校放課後児童クラブについての問い合わせがありました。「本郷小学校から離れた場所に整備されるという話を聞いたが、子どもたちが学校から学童まで歩いて行くのは、安全面で問題があるのではないのか。場所が決まっていないならば、もっと学校に近いところに整備するというわけにはいかないのか。」というようなものでした。

 

本郷小放課後児童クラブは、現在、本郷小学校の特別教室を使用していますが、児童数が増加してプレハブによる教室増築が予定されており、放課後児童クラブは校地敷地外の近隣に新築されることになっています。議会前の全員協議会で整備計画が説明されました。その際、私から、学校から学童までの送迎の体制について質疑を行い、学童指導員の送迎が行われることを確認しています。

 

放課後児童クラブについては、児童、保護者、送迎を手伝う祖父母などの関係者など、多くの町民の方々が関心を持っていることを改めて理解しました。