本郷小学校は、あさひ小学校を分離する前の2017年度(平成29年度)の児童数は、当時町内にある8つの小学校最大の874名が在籍していました。プレハブの校舎を増築しながら児童増に対応していましたが、敷地が狭いために、運動会等では「イモ洗い」状態が続いていました。

 

イモ洗い状態の運動会(2016年)

 

翌年度(2018年度)には、あさひ小学校を新設分離し、実穀小学校を廃校にして統合し、328名となりました。しかし、その後、周辺の住宅開発が進み2023年度(令和5年度)の児童数は再び増加し、489名になりました。そして、2026年度(令和8年度)には、教室数が不足しその後も児童数が増加傾向にあることから、校庭面積を確保するためプールを解体しその跡地に教室を増築することになりました。

 

当時、私は「通学区」を変更すれば、児童数を平均化でき学校を廃校にしなくとも解決するということを議会で度々提案してきました。特に実穀小学校を廃校にする必要はないと主張していましたが、当時の町のトップ・教育行政のトップは聞く耳持たずで、遮二無二統廃合を強行してしまいました。それから5,6年で教室数が足りなくなり「実穀小学校」を残せば良かったなどという「たわ言」を、統廃合に賛成した議員が言っているのを聞くと、「アホか」と思います。5年先も見えないトップ、議員では、町の将来が危ういと思っています。

 

シンボリツリー(ケヤキ)は強剪定前はこんな姿でした。

 

こんな感じになっちゃいました。

 

それはさて置き、この狭い校庭に、900名近い児童が運動していたと改めて見回してしまいました。本郷小学校には、シンボルツリーのケヤキの大木があります。夏は大きく枝を広げたケヤキの元で子どもたちが涼んでいたのを想い出しました。今日、本郷小学校に行ってびっくりしましたが、そのケヤキの木が「強剪定」(太い枝を短く切り詰めたり、多くの枝や芽を切り落とすような剪定)されていました。樹勢が弱ったり枯れるすることはないものと思いますが、何か物足りなく感じました。