今日も、阿見町で最大の住宅団地「南平台団地」で議会報告のチラシ配布を行っています。以前にも書いたことがありますが、この街は、歩けば歩くほどに素晴らしい団地づくりをしたものだと感心しています。今回も、新たな発見がありました。これまでにも何回も歩いてきた場所なのに、新たな発見があるということは、今回は街並みを楽しみながら議会報告を配っているからかも知れません。

 

 

 

2015年に書いたブログは以下のようなものです。阿見町出身でもないのに、この住宅団地の分譲が開始された頃からの付き合いで、その頃から気に入っていました。残念ながら、現在の住まいは同居する娘夫婦の希望で、駅近物件に住んでいます。

https://ameblo.jp/sougousenryaku/entry-12486761812.html

阿見町にある最大規模の団地・南平台は、正式な名称は「ガーディンシティ湖南」で、約950戸の住宅があります。1993年に、日本新都市開発株式会社によって分譲が開始されました。調整池も含めて地区内の4割が公園や緑地も含めた公共用地になっており、その美しい街並みと緑豊かな街路樹、調整池は、外国(南ヨーロッパ風)にいるのかと思わせるようなロケーションです。南平台が分譲を開始したころ、選挙の応援でチラシを配って歩いたことを思い出しました。私はこの街並みが好きです。

 

 

 

今回の発見は、調整池の遊歩道から住宅地に上がる階段です。これまでは感じなかったのですが、今回、歩いてみると、階段を上っているという感覚はなく、膝に全く負担のかからない平地を歩いているような感覚、空に昇るような素敵な感覚でした。それは、階段の高さと幅がドンピシャリだということです。是非とも、この階段を歩いてみることをお勧めします。

 

これは、以前どこかで書きましたが、私の高校時代の友人に建築家がいて、大学院でそうした研究をしており、いかに階段の高さと幅が人間にとって重要なのかというウンチクを聞いたものでした。

 

 

また、いくつかの公園も素敵なのですが、その中でも2丁目にある「風の子公園」にあるメタセコイア並木は素晴らしいものです。メタセコイアは、成長が早いという特徴と樹形の美しさが素晴らしいと言われています。メタセコイア並木で有名なのは滋賀県高島市にある農業公園マキノピックランドにあります。

https://takashima-kanko.jp/spot/metasequoia.html

 

阿見町にも荒川沖駅前から東部工業団地に向かう都市計画通り「荒川沖寺後線」(メタセコイア通り)の街路樹として植樹されています。しかし、毎年剪定が行われ「これがメタセコイアか」といわれるほどに切り刻まれてしまっています。私からすれば、なぜこの道路の街路樹をメタセコイアにしたのか全く疑問です。街路樹の選定を間違ったとしか思えません。

 

それはさて置き、風の子公園のメタセコイアは大空に向かって広々と枝を広げ、三角錐の美しい樹形を見せています。

 

 

 

2015年のブログでも以下のように住宅の新陳代謝が上手くいっていると書きました。今回も団地の中には空き家も目立ちますが、貸家として活用されている家もあり、新たにリニューアルして売り出している家もあります。

https://ameblo.jp/sougousenryaku/entry-12486761812.html

分譲開始から20年以上の歳月が経過して、高齢化や独り暮らしとなって団地を去っていく方々も目立ち始めた一方、この素晴らしい環境を求めて新たに住宅を新築する方々もいて、団地はうまく継続しているような気がします。

 

 

 

また、団地の中にある街路樹は、紅葉の時期を迎えています。これから赤や黄色の美しい、青空に映える紅葉を見ることが出来ます。