今日は、夕方かられいわ新選組の山本太郎代表(参議院議員)が、水戸駅南口で「街頭演説」、水戸芸術館の向かいに新しく出来上がった水戸市民会館で「意見交換会」を行いました。私も水戸市民会館は初めて訪れましたが、まだオープン直後で新築の建物の匂いがしました。

 

 

山本太郎代表は、16時から街宣、続いて19時から21時まで、連続して演説をし、あらゆる角度からの質問を受け止め、しゃべり続けるという気力も体力も強靭な政治家です。他の政党の代表とはまったく異なる政治家だと思いました。

 

質問 現在の政権が続くと消費税は、どの程度まで上がるか?

山本 岸田首相は、2021年「消費税は10年程度あげることは考えていない」(読売新聞)、2022年10月「当面上げることは考えていない」(国会)と表明している。

 

質問 茨城県はダイバーシティ宣言をしている。しかし、さっぱり進んでいないように感じる。どのように考えているか?

山本 入試で男女を差別していた医大があった。そんなことはやめさせて行かなければならない。12年と比較すると21年の統計では、男女の賃金格差は拡大している。

 

質問 東京と地方で賃金格差が生じている。東京一極集中や地方の賃金格差をどのように考えているか?

山本 地方は衰退している。地方が弱るということは、都会も日本も弱るということになる。地方に金を回したい。そのためにも地方の最低賃金を全国一本でやれば、地方に移住する可能性がある。

 

質問 環境問題について質問したい。政治の第一の課題として取り組んでいただきたいが、永田町の温度感を聞きたい。

山本 全部の政党が環境問題に取り組むというメッセージは出している。しかし、自民党や公明党は、現在の利害関係者の要望を優先している。

 

質問 日本の教育費はいつになったら無償化になるのでしょうか?

山本 財源を組み替えたらすぐにでもできる。れいわ新選組が政権を取ったら直ぐ実現出来る。

 

その他いろいろと質問が出て、全体で30人くらいがマイクを握っていましたね。「政治的のど自慢大会」というタイトルは、その通りですね。

 

山本太郎は、今後の政界をどのようにすれば良いのかということを、以下のように断言していました。

・徹底した野党にならなければならない

・徹底して戦わなければならない

・野党時代の自民党を見習わないといけない

・政策的には徹底した経済対策が柱にならなければいけない

・れいわ新選組を20人以上の政治勢力に育てれば変わる

と明言していました。