9月5日から阿見町議会が開会します。今日は、全員協議会と予算決算特別委員会が開催されました。今議会に上程される予定の議案は、1,条例の制定と廃止、2,一般会計他の予算補正4件、3,令和4年度各種会計決算の認定、4,町道路線の廃止と認定の10議案です。

 

予算決算特別委員会は、3月議会が終了して以降、議会閉会中も継続的に委員会を開催して来ました。今日は9月議会開会前の最後の委員会となります。これまで委員長を務めてきた飯野良治議員が辞任し、新たな委員長、副委員長が互選で選任されました。

 

飯野良治議員は、今年の2月に農作業中、「野焼き」による火事を引き起こし、本人も被災しました。直後の議会活動には出席したものの、その後半年以上すべての議会活動を欠席し、火傷の療養中でした。その間、辞任の申し出はなく副委員長が代役を務めて来ましたが、今日本人からようやく辞任の申し出がありました。それに伴い、委員長、副委員長の互選があり、新しい委員長、副委員長が選出され、9月議会の予算決算特別委員会を運営することになりました。

 

令和5年の阿見町内で発生した火災の原因の70%が野焼き等の焼却行為で、法律で禁止されています。例外的に認められる場合でも、量や風向き、時間帯など最低限のマナーが必要です。農業によるものでも届出が必要です。全員協議会では、辞任に先立って、議長から「厳重注意」がありました。

 

決算審査は、予算が所期の目的通り執行されたのか、成果が充分あったのかを審査し認定する、政策サイクルの重要な段階で、来年度予算に反映できるように深堀りすることになります。