昨日、阿見観光ガイドとして守谷市の歴史散歩の会の皆さん5名をご案内しました。歴史散歩の会の皆さんは、午後から予科練平和記念館をまず見学しました。

 

その後、私たち阿見観光ガイドが、1,予科練平和記念館の外部展示(ゼロ式戦闘機、回転模型)、2,茨城大学農学部構内の霞ヶ浦海軍航空隊遺跡(皇太子お手植えの松、方位盤、第一士官宿舎階段親柱、霞ヶ浦神社、軍艦旗掲揚塔)、3,海軍航空殉職者慰霊塔、4,井関農機茨城センター内の中央格納庫、をご案内しました。

 

 

時間の関係で、残念ながら茨城大学農学部構内の遺跡については、皇太子お手植えの松のみの案内となってしまいました。

 

歴史散歩の会の皆さんは、県内外各地の散策を重ねている方々ばかりでしたが、今回ご案内した井関農機茨城センター構内の遺跡にはとても関心を持っていただきました。

 

この遺跡には、1,大正時代から終戦までの海軍の歴史を物語る当時のままのレンガ倉庫が残っていること、2,その直後の日本が戦後復興のきっかけとなった朝鮮動乱の歴史、3,大衆娯楽のジュークボックス第一号が生産されたこと、4,現在の日本の食料生産を支えた農業機械メーカーの立地まで、歴史が積み重なっているからです。

 

まだまだご案内しなければならない遺跡があることから、もう一度、時間を取ってご案内の機会をいただけたら幸いだとお伝えしました。