ラマダン中の食事「イフタール」をいただきました

 

 

 

昨日、イスラム教徒が断食月中にいただく食事「イフタール」を、いただく経験をしました。バングラデシュからご夫妻で筑波大学に留学した後、つくば市で「インド料理店・アイマン」を開業した方を中心にしたグループに、ご縁があって参加させていただいています。

 

先日はバングラデシュ自然や社会、経済、国民の暮らしなどを映像でご紹介いただき、これまでの認識を新たにしました。

 

このグループでは、日本に帰化した方、外国に在住したり、外国人と結婚したり、お子さんが外国人と結婚していたりと、さすがにつくばだけあって国際的だなあと感じさせるグループです。

 

「ラマダン」(断食月)という言葉自体は知っていたものの、それが何時から何時までなのか、断食期間中に食事はどうするのか、そもそも「ラマダン」がなぜ行われるかなど、まったく知らないで参加してしまいました。

 

イスラム教徒は一年に1ヶ月だけ断食をしますが、その断食月のことを「ラマダン」と呼び、イスラム歴で9月、2022年の西暦では4月3日から5月2日までの1か月間、行われています。

 

 

 

断食は通常、夜明け前から日没時まで、およそ午前3時30分から18時10分過ぎまで、水も含めて基本的に一切の飲食をしません。断食の目的は一般的に、空腹に耐えることで「貧しい人の気持ちに共感すること」や「忍耐強く神様に向き合い、信仰心を向上させる」ことなどのようです。

 

 

ご夫妻は来日して10年、男の子と女の子のお子さんがおり、男の子は4才の時に来日、女の子は日本で生まれたということです。男の子は、中学3年生で日本の学校に通学しており、きわめて日本語が上手なだけではなく、何事にも関心があり、私が議員だと知ると政治や選挙に関して質問攻めにされてしまいました。母国語であるベンガル語、バングラデシュでは公用語的な英語、日本語を自在に話すということでした。

 

さて、食事の様子は写真を見ていただきますが、私自身は一日食事を控えて、「イフタール」に備えていましたが、きわめて美味しかったです。

 

参照文献

https://fooddiversity.today/article_87047.html