もう一つの政権政党という幻想

― 桜井充参議院議員の与党会派入り ―

https://www.dr-sakurai.jp/

 

 

「国民民主党を離党して無所属の桜井充参議院議員は、自民党の幹部と面会し、自民党の会派で活動したいとして入会届を提出した」と報道されています。

 

桜井充参議院議員の選択は正しいと思います。なぜなら、安倍政権の次の政権は自民党政権だからです。そしてその次の政権も自民党政権だと思われるからです。桜井充という政治家の残りの政治人生を考えれば納得が行きます。与党会派に入ってその能力を発揮したいと考えることは良く理解できます。

https://www.youtube.com/watch?v=9l3xK80Z_No

 

桜井充参議院議員は、仙台一高から東京医科歯科大学、東北大学大学院に進んだ優秀な医療人です。15年間、心療内科専門医師として患者に寄り添い、経験を積み、政治の世界に入りました。政治から日本の医療を変えようとしたものと思われます。

https://www.dr-sakurai.jp/

 

桜井充参議院議員は1956年生まれで間もなく64才になります。私は1953年生まれで67才になりました、私も33才で地方議員となり政治を始めて以降、政権交代可能のもう一つの政権政党を追いかけて、35年も経ってしまいました。あまり時間的余裕のない政治人生となりました。

 

候補者の選択で、自民党以外なら誰でも良いという選択はあります。しかし、この選挙区(衆議院茨城第3選挙区)の与野党の政治家を眺めて見ても、自民党以外の選択をする気にはなれません。

 

野党の予定候補者は二人とも良く知っていますが、これまでの政治家としての実績からも、いずれも政治的能力と魅力に欠ける人材です。特に人間的資質に欠けています。国家を運営するに足りる人材では全くないと思われます。断言します。残念ながらそうした人材しか用意できないのが、今の野党の現状だと思います。

 

特定の思想やイデオロギーで政治に携わるのではなく、自由や平等、民主主義という価値観で、具体的に問題を解決したいと考える政治家としては、私も残り少ない人生を夢を追いかけるだけで過ごすつもりは全くありません。