成田空港発着飛行ルート
― 阿見町上空を飛ぶ飛行機 ―
https://www.naa.jp/jp/csr/pdf/douji_new_02.pdf
今日も天気は良く、遥かかなたまでしっかりと見通すことが出来ました。以前から気になっていたのが、阿見上空を成田に向かって飛行する飛行機の高さです。午後3時ごろになると、成田へ向かってラッシュのように飛行する機影がはっきりと見えます。
もちろん、低空で飛行する河内町で見る機影と違って、上空高く飛ぶのですが、それでも尾翼のマークはハッキリと確認できます。
廻戸の公園や南平台団地上空は、手に取るように飛行機の機影を確認することができます。今日も、南平台にいて小学生と話しをしていたら、飛行機のラッシュ時間帯に出くわしました。尾翼を良く見ると、航空会社のマークがはっきりと確認できます。
成田国際空港離着陸機の標準飛行コースには、南風の運用時のコースと北風の運用コースがあるようで、大半は、南風運用コースでの飛行のようです。
そんな疑問を長年抱えていたら、土浦市在住の「相坊」氏のブログから判明しました。以下、「相坊」氏。
http://fykai.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
「南風が吹くと低く飛ぶ」
「土浦や稲敷台地の上空を飛ぶ航空機の高度が近年ずい分と低い気がする。調べてみると、実際かなり低空になっていて、阿見町での話だと、着陸機は3000フィートというから、約900㍍の高さにまで下がっている。成田国際空港が年間発着回数30万回に対応するため、混雑する時間帯に、A(西側)・B(東側)両滑走路を同時に使う同時離着陸方式を導入したのが2011年1月。以来、南風の天候のとき、主に着陸機の飛行コースが土浦市、阿見町上空まで及ぶようになった。」(ママ)
「阿見町上空で約900㍍ということだ。筑波山頂の標高877㍍とあまり変わらない。機影を地上から見上げると機体横、座席の窓枠まで見えるほどの距離感だ。逆に座席からだと、日本到着時、最初にランドマークの霞ケ浦が見え、その南岸域に広がる田園風景が次第に直近に迫ってくるという構図になる。」
長年の疑問が解けました。騒音は、気にならない程度ですが、装備品の落下事故には、気をつけていただきたいものです。飛行機を見るのは楽しみです。どこから来たのかなと、子どもたちと想像をめぐらしてしまいました。