霞ヶ浦湖上体験スクール

― 森林湖沼環境税活用事業 ―

http://www.pref.ibaraki.jp/soshiki/seikatsukankyo/kasumigauraesc/05_gakushu/kojyouschool/documents/2019_kojyou_pamphlet_0401.pdf

 

 

今日は寒い一日でした。午前中に「あみ観光ガイド」の定例会に参加して、お昼過ぎからメンバーの小島さんが主催する「ゆうゆうクラブ」が企画した「霞ヶ浦湖上体験スクール」に参加しました。

 

 

霞ヶ浦湖上体験スクールは,森林湖沼環境税活用事業で、霞ヶ浦を船に乗船して湖上から,水の汚れを調べたり,水の利用や循環などについて学ぶ体験型の環境学習です。

 

対象は、県内の小中学校,子ども会,町内会,環境保全に関心のある団体等が申し込みすることができます。詳細は、上記のホームページを参照して下さい。土浦港のラスクマリーナまでのバス送迎、乗船、訓練された素晴らしいガイド付きで、すべて無料という素晴らしい体験学習です。

 

 

湖上では、霞ヶ浦湖水の透明度の測定、湖水の色,臭いの体験、プランクトンの観察などを行いました。また、湖内や湖岸状況の観察、湖内水質観測所や土浦市,かすみがうら市,阿見町,美浦村などの湖岸の主な施設を解説していただきました。湖水は、だいぶきれいになりましたが、まだまだ油断ができず、沿岸自治体の努力が続いています。

 

 

残念ながら霞に煙り筑波山は見えませんでしたが、土浦市(霞ヶ浦総合公園、霞ヶ浦浄水場)、阿見町(掛馬自動観測所、自衛隊土浦駐屯地)、美浦村(木原取水場、陸平遺跡、テキサスインツールメント、大須賀津湖畔農村公園)、稲敷市(浮島園地)、かすみがうら市(かすみがうら市歴史民俗博物館、霞ヶ浦用水管理所、崎浜横穴古墳群)、行方市(道の駅たまつくりの虹の塔)の沿岸を遠望しました。

 

 

ゆりかもめが群れを成して船を追いかけてきました。餌が目的です。ある地点を過ぎるとパタッといなくなりました。縄張りがあるようです。

 

霞ヶ浦(西湖)の中心付近まで乗船しました。初めての体験でした。天気が良ければ素晴らしいロケーションだったのではないかと残念でした。次の機会に取っておこうと思いました。

 

 

霞ケ浦の水の大半は、農業用水として使用されており、次に工業用水、飲料水としてはわずか3%に満たないということでした。木原取水場から阿見と土浦にある浄水場に送水されています。農業用水は筑波山の山腹から県西地区の古河市まで送水されており、畑に恵みの水を送り続けています。

 

 

最後は、「未来へと守ろうみんなの霞ケ浦」とみんなで声を合わせてスクールを終了しました。

 

問合せは、

茨城県県民生活環境部環境対策課(029-301-2968)

茨城県霞ケ浦環境科学センター(029-828-0961)