あみの美しい・古民家山中家住宅
 
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今回のあみの美しい・○○は、阿見町福田にある古民家「山中家住宅」です。この古民家については、同僚議員、先輩議員が幾度となく一般質問や政策要望書で保存と利活用を提言しています。
 
私も昨年の9月議会で、以下のような質問をし、教育長に対して保存と利活用を質しましたが、まったく関心を示さない答弁でした。このような人物が、町の教育や文化政策の中心にいるというのは、まことに嘆かわしいと言わざるを得ません。
 
(2)古民家・山中家住宅の保存について
「福田地区の山中家住宅は改造が少ない保存状態がきわめて良好な古民家です。こうした状態の良い古民家は、阿見町内では他にはありません。教育委員会の依頼によって阿見町歴史文化財研究会・建造物調査班が調査した報告書でもきわめて貴重なものとされ、国立歴史民俗博物館学芸員の解説でも裏付けがされています。この古民家の保存と利活用について阿見町としてどのような考え方を持っているのか、これまでの経過も含めて伺います。」
 
教育長の答弁
「2点目の古民家・山中家住宅の保存について,お答えします。平成25年第2回定例会で久保谷充議員の一般質問にも答弁していますように,費用面等で課題が多く難しいです。」
 
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また、私のブログでは山中家住宅・映画「赤い鯨・白い蛇」上映という題で、2013年3月10日に記事を書いています。https://ameblo.jp/sougousenryaku/entry-12486760010.html

 

こうした行政の無関心に対して、歴史的な文化遺産の重要性を理解する住民からは、山中家住宅の現状について危機意識を持って対応するという動きが出てきました。先日、古民家の修復に実績を持つ専門業者に独自に調査を依頼しています。修復にどの程度の金額がかかるのか、保存利活用の方法、国の助成制度などについて、助言をいただくことになっています。私も全面的な支援に取り組む決意です。皆さんのご協力とご指導をいただければ幸いです。