「媚薬!!?な・・に・・飲ませてるんでさァ・・・。」
俺はカンペキに動揺した。
「奥手なお前らを1歩オトナにしてやろうとしたんだがな、お前に飲ませるのに失敗して
亜李ちゃんだけ飲んでしまったんだ。。。」
いったい何に仕込んだんだ!?
「何に仕込んだんですかィ?!」
「昼食の味噌汁だ。」
土方さんはケロッっと言った。
俺は今日昼は焼きそばパンを食べたので味噌汁なんか飲まなかった。
「そぉゆうコトですかィ。。。」
「おい、早く行かねぇと亜李ちゃんの媚薬効果も切れるぞ。」
土方さんは急がせようとする。
「何言ってるでィ!!俺はヤらねぇですぜィ。」
「何でなんだ!チャンスじゃぁないかぁ。」
近藤さんまでどうしちまったんだぁ。
「正気じゃない亜李を好きにするなんてできやせん。」
「。。。来い。」
土方さんは俺を引っ張り亜李の待つ部屋までつれていった。
障子を開けて中に入ると火照った顔の亜李が待っていた。
「そぉご。。。とあれ?ひじかたさぁん。。。」
なんだか媚薬のせいで声までいやらしく聞こえる。
「亜李、暑いだろう?服、脱ぐか??」
土方さんが亜李に聞いた。
「な!!土方さん!!何しやがんでィ!!」
亜李、断れ!!俺は願いを込めた。