人それぞれ解釈はあり、好みはあると思うけど…
鬼滅の刃のここまでの人気は企業努力の本気度や色々な苦労と運が重なってという事は言うまでも無い。

が、一社会人として冷静に見ると番人受けになりそうな要素満載だからでは?と映画を2回見た今、そう改めて感じた。

腐女子の同僚は柱に恋してる
特徴様々な美少女もあり
中の人の無駄遣いまで言われるほど豪華
告知やコラボの異常さ
そして、
煉獄や竈門の熱い台詞が中小を始めとした企業の管理者以上にも絶賛。そうだ、そんな気持ちは大切!あれだけの気持ちになれるか?
鬼滅の刃のこれだけのヒットの理由を分かってるのかお前たち?
と、会議ミーティングの場まで話題が出る始末
加えて、
鬼舞辻パワハラ会議まで言われたシーンがまさに、作者がブラック企業時代のイライラを絵に乗せてぶつけてるのでは?とまで感じるリアリティ。
そう、まさにそんな感じ。何を言っても否定、威圧、あの会議この前のうちの会議そのままじゃん!って思った作者がこれは公表しなければ!と思ってるのかも知らない。追い出し部屋という表現がウシジマでもあったがあれの方が幸せに思えるのでは?
鬼舞辻という名の大企業の社長が、下請けの取引先社長達、上弦を威圧、殺さないまでにも信用すらない全否定、そしてその社長の下にいる人達、下弦以下は発言の機会も無い…意見=死

だからこそなのだろう。気色悪いほどコラボがと思っていたけど、それだけでは無い。
最近の解釈は、下々の人達が意見も言えない、でも言える立場でも無いよ、文句有れば死ぬ(リストラ、鬱病etc)になるだけだよと言うメッセージに聞こえる。

ともあれ、石田彰はずるいなと思いながら、声優さん達の魂の叫びと熱い作品でここまで来たんだろうねと、素直に応援したい気持ちもまだあるので、来週3回目行こうかなと計画中。

スタンドバイミーの足元にも及ばないけど、今年の映画数件見た中ではドラえもんと鬼滅の刃は確かに別格。