インドという国
$泉湧庵 ~仏教徒然blog~

仏教の僧侶でありながら機会に恵まれず、齢35歳にして初めてインドへ。
漠然と抱いていたイメージの通りのものもあり、予想以上のもの、予想以下のもの、わずか7泊8日の旅でしたが、非常に貴重な体験をさせて頂きました。
インドはとにかく広くてとにかく人が多い。駅から街から商店街からいたるところで大勢の人が何やら立ち話をしていたりのんびりと歩いていたり。本当に仕事をしているのだろうか?と心配になる程、みんなのんびりとしていました。
(都会に行けば少し違いましたが)

今回の旅は旅行会社トラベルサライさんにお願いして、先輩僧侶のご家族とその檀信徒+僕しゅうこうの13人での旅でした。
そこにサライの添乗員柴野さんとインド現地の添乗員ジャマールさんとが加わります。

インド東北部のビハール州は、(ブダガヤやラジギルなどが在る所)インドで最も貧しい州です。
本当に田舎で道も悪くてお世辞にもきれいとは言えない所がいっぱいでした。
ただ、インドは自給率100%なのでどれほど貧しくてもそこまで食べ物には困らないよと教えて下さいました。貧しくて不衛生で目を背けたくなるような状況も多々ありましたが、電気すらままならないような何も無いところでも、子供たちが外で楽しそうに遊んでいるところなどを見ると、幸せそうだなと感じたり。何か頂戴と手を伸ばす子供たちに飴をあげたり、話をしたり…

インドの子供たちはみんな目が大きくてとっても可愛らしい。
写真を撮ろうとすると照れて隠れる子なども居たりして(笑)

豊かで何不自由無い暮らしをしている日本人よりも、より心は豊かなのかもしれません。この子供たちとの出会いは、今後の生き方に多少なりとも影響を与えることになりそうです。(遅筆で申し訳ございません)

$泉湧庵 ~仏教徒然blog~

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