昨日、新商品の充填が始まりました
前日ワクワクして寝れませんでした。
レーンを流れてくる自分の商品をみて
心の底から興奮しました。








2018年6月にこういう商品を作りたいんだと
いろんな工場・容器メーカーにプレゼンをして「うちは無理だよ」「やめたほうがいい」
「既製品使ったほうが安上がりだよ」と断られ続けたことが今では懐かしいです。



一から商品を作るのはこれほど大変で
これほどお金がかかるのだと(笑)



2年半、水垢について、特にフッ化アンモニウムについて一緒に考え続けた研究員の方と
最後にパチリ。





大学を卒業して10年近く、洗剤を売るということに夢中になっていました。実演販売の完全歩合制というのも自分の性格にピッタリあっていて、鏡の水垢の落とし方を変えたり、陶器の水垢を業者さんから買ったり、見せ方を変えるだけでこんなにも売れ方が変わるんだと頭の中は実演のことばっかりでした。売っている洗剤の内容よりも実演販売の技術というものに興味がありました




新宿ハンズ、名古屋ハンズ、博多ハンズを
行ったり来たりしながら年間250日ぐらい
実演販売の現場にたっていたでしょうか?
1日に何十万ともらえる日もあれば
1日に250円しかもらえない日もありました。




そのうちに、どんな洗剤を売るべきなんだろうか?と自問自答するようになり答えを探すためにハウスクリーニングの世界に足を踏み入れました。毎日掃除に打ち込む中で自分の売りたい洗剤というものが固まりつつあるかもしれません。




東急ハンズで一番お世話になった方のお葬式の最中にそんなことをずっと考えていました。初めて新宿ハンズで実演したときに「君はあんまりうまくないね」と言われたこと。実演販売を愛していて、僕が休憩から戻ると僕の実演道具を使ってお客様に実演販売をしていたこと。1日の売り上げ100万円を超えたときに「錫村くんさー、うまくなったね」と褒めてくれたこと。昼ごはんを一緒に食べにいって「君は甘すぎる優しすぎる」と言われ「小田さんのような意地悪なジジイにはなりたくないんですよ」と喧嘩したこと。ダーツのしすぎでヒジに水が溜まったときすぐに病院を紹介してくれたこと。実演販売でとんでもない人が集まったときに遠くからニカっと笑うあの笑顔。年末に喉を潰した時に「錫村を1日休ませたら、この子はその分売るから」と強引に休ませてくれたこと



あぁ、思い出すと涙が出てくる。



お葬式終わりに、葬儀場向かいの丸亀製麺に入ろうとしたら「あのさー、錫村くんさー、デリカシーってもんがないのかね」といつもの小田さんの声が聞こえた気がした。













いつもより少し早く落とせたり
いつもより少しキレイに仕上げられたり
そんな小さなことがとても嬉しい