2017年末現在、大企業の内部留保は過去最高とも言われ、企業の資産は潤沢と言われています。
もちろん内部留保のすべてが現金・預金ではありませんが、資産があるにも関わらず、それを有効活用しない姿勢に、多方面から批判が噴出しています。
資金を使わない理由として、いざ大不況になったときのためにというのことですが、お金が回らないものほど不況の足音が聞こえてくる状況はありません。
資金を無駄に使えと言っているわけじゃなく、使えるところに使えと、未来のために投資できないのかということなのです。
賃金を上げるというのも、人材に対する投資ですが、世界に先駆けてする技術革新が、今のクローバル化の時代、とても大事なことだと言えるでしょう。
しかし日本企業はどうもそういうことには無頓着で、投資に資金を回さず貯めるだけで、国におんぶにだっこ状態の頼りきり。投資するどころか、助成金や補助金をもらう大企業がいる始末。
今の状況を見ている限りは、これからの日本企業は未来は暗そうです。