■GW■

おはようございます、東京都府中市の社会保険労務士飯田弘和です。

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【チェックポイント　その２６２】

GWに向けての注意事項

【解説】

いよいよGWの10連休が目前です。

この10連休に向けて、御社が注意すべき事項について、いくつか挙げていきたいと思います。

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① 36協定の提出は済んでいますか？

連休中は労基署の窓口は閉まっています。

たとえば、協定期間が「2019年5月1日から1年間」である36協定の場合、連休前に提出がなければ届出は5月7日以降になります。

ということは、少なくとも5月1日～5月6日の間は、残業や法定休日労働を行わせることはできないことになります。

② 健康保険の被保険者資格得喪手続きは済んでいますか？

もし、GW前に新たに雇入れ、あるいは退職した従業員がいる場合、健康保険の被保険者資格得喪の手続きを速やかに行うべきです。

手続きが遅れれば、従業員は保険証を手にすることができません。

10連休中のケガや病気に対し、不安を抱えることになります。

そのようなことが、会社と従業員の信頼関係を壊し、いらぬトラブルに発展したりします。

③ 労災事故防止にいつも以上に取り組んでいますか？

GW中も業務を行う会社も多いと思います。

10連休中は、休みの医療機関も多く、もし労災事故が起きても、治療が遅れる、十分な治療が受けられないなどの心配があります。

また、労災事故が起きた時に真っ先に相談すべきである労基署が休みのため、対応が後手後手に回る可能性もあります。

ただでさえ世間が10連休で浮かれ気分の中、どうしてもその間に働く従業員も気が緩みがちになります。

連休中は、普段よりも忙しくなるような業種もあるでしょう。

普段よりも少ない人員で業務をこなさなければならない会社もあるでしょう。

とにかく、あまり無理のない作業計画・人員計画を立て、普段以上に従業員への安全に対する注意喚起・安全配慮を行っていきましょう。

働き方改革に関連する解説については、私も執筆にかかわらせてもらったコラム集（↓）がお勧めです。

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発信者プロフィール

　社会保険労務士事務所いいだ

　　　　　社会保険労務士　　飯田弘和（いいだひろかず）
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