2度と食べられなくなっちゃった | 母と私とときどきじーさん
今日は、実家から出社したから、
いつもより早く会社の駐車場に着いた。
駐車場から会社までの間、
毎日挨拶する町内の方がいる。
(80才半ばのお父さん)
おはようございます。
今日も寒いですね。
少し先には、食堂を営んでいたご夫婦も
雪を片付ける為に外に出ていた。
このご夫婦へのご挨拶は決まっている。
『もやしラーメン食べたい♡』
ご主人は、照れながら毎回言う。
ありがとね。
このもやしラーメンが無性に食べたくなる時がある。
でも、高齢の為、100年以上続いた店を
閉めちゃったから、
もう食べられないんだなぁ。
この町内で、映画のロケがあり、
この方もこの食堂に来たんですって。
でもね、信じられない事がおきてしまった。
町内の方に挨拶をしてから、
数時間後、火の手が上がった。
この食堂も、朝の挨拶をした方の家も
燃え落ちてしまった。
友人の実家もあった。
両親は数年前に亡くなり、
住んでいる人は居なかったけど、
親御さんのものが
全て焼けてしまった。
あっと言う間の事で、
警察の方に家の中に絶対に
戻らないでください!
と言われ、
みんな何一つ持ち出せなかった。
30分くらい過ぎた頃に
駆けつけた友人の背中を
さする事しかできなかった。
本当に悲しくて悲しくて、
胸がドキドキし過ぎて痛い。
本当に悲しい一日でした。
自負自身も、実家の両親も
本当に気をつけないといけないね。