9月26日献茶当日の朝、1席目で濃茶席に入りました。
濃茶席は、岩惣という老舗旅館の管弦の間。
お菓子は坐忘斎家元好み「豊の瀬」
献茶の時の決まったお菓子だそうです。
↑白は砂、赤は鳥居、緑は松を表しているそうです。
岩惣には、「○○亭」とか「△△軒」という表札がついた
茶室と思わしき建物が7棟もありました。
その入口には、それぞれ手水鉢が置いておりました。
↓そのうちの一つです。
そして献茶式会場の厳島神社へ。
献茶は、能舞台で行われました。
家元のお点前の間、海面が少しづつ上がってきて
静かな波音が聞こえてきて、
厳かな空気をかもし出します。
献茶が終わる頃には満潮です。
暑くもなく寒くもなく、お天気に恵まれて
最高のお献茶式に参加できて
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
薄茶席では、
何と!お家元と一緒の席でした。
裏千家と表千家と交代で毎年献茶式が行われるそうです。
今年は800名の参加だそうです。
今回は弥山(みせん)という山には登りませんでした。
次回また来ることがあったら
是非登ってみたいと思います。
ゆったりとした気持ちになれる
ズテキな宮島でした。