蒸し蒸ししたある日、

馬の背の上でお茶をいただきました。

 

「お茶を持ってきましょう!」との声に、

とっさに抹茶を連想し、

お菓子は何かな~ラブ?なんて考えていた私に

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          ↑売茶翁製 撫子

持ってきてくださったのが

紙コップに入った麦茶麦茶

(*⌒∇⌒*)(;^ω^A あ、あれ?!

でも普通ですよね~

 

栗毛の背の上でお茶を飲むのは

生まれて初めて。

水も飲んだことはありません。

高い位置での麦茶は

いつもと違う味で、さわやかで

とても美味しかったです。にこにこきら

 

5月の伊達政宗生誕450年茶会では

薄茶席の次茶碗に馬上盃を使いました。 

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             16代即全作

 

茶道辞典には「馬上盃」の説明に

「馬上のまま酒を飲むのに、

この脚が握りとなるのでこの名がある。

あるいは、盃が高く、馬上に騎ったようだから」

とあります。

 

今とちがって麦茶やペットボトルなどで

気軽にお茶を飲める環境ではなかった時代。

手綱を片手に握って政宗騎馬像

もう一方の手でグイっと、

お濃茶を飲んだのだろうか?

やっぱり片手ですよね~とか

手袋をはめたままかな~とか?

などど、あれこれ想像し、

(伊達政宗政宗もこんな感じで

お茶をいただいたのだろうか?

なかなか気持ちのいいものだな~)

とも思いました。

 

次回、チャンスを作って

是非

馬の背の上で抹茶を飲んでみたいです。

 

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