償いと罰 | 現実逃避の妄想人生

現実逃避の妄想人生

つらい現実を忘れるには妄想が一番。
そのまま夢の世界の住人になったとしても、悔いはない。
むしろもう現実になんて戻りたくない。

ああ…、随分と不安定です。
人混みを歩いていて突然泣き叫び、涙が止まらなくなり、周りにジロジロ見られてるのですが、叫びたい衝動が抑えられず口元を必死で押さえても泣き叫んでしまい…。
無理やり電車に乗り、連結部分に座り込んで号泣。
いやはやなんとも凄いキチガイっぷりを晒してしまいました。


私は子供の頃から自分を殺してきた。
両親が何よりも怖かった。
そして人間全部怖くなり、臆病になりどこへ行ってもいじめられた。
嫌な人が周りにいると思ってたけど違った。
嫌な人なのは私に対してだけ。
私以外の人には普通に優しさを見せたり、普通に付き合ってる。
どんなにいい人でも私に対してだけ嫌な人になる。
全員がそう。
それは絶対私に原因がある。
私が生まれたことは何よりも忌々しい出来事。
私の誕生日は忌々しい日。
祝ってもらうなんてもっての他だし、何か必ず悪いことが起きる。
私が生まれたせいでみんなが不幸になった。
母が早死にしたのもたぶん私を生んだから。
避妊しなかった(たぶん…、聞いてもはっきり答えないから)父を恨んだこともあったけど、やはり私が悪いんだろう。
私は「こいつらを不幸にしてやろう。皆を不幸にしてやろう」という信念のもとに嫌がる母の腹を突き破って出てきたわけではない。
これは本当に、そんな記憶はない。
両親に好かれたい一心で自分を殺し、反抗期もなくやってきた。
両親に対する耐え難い恐怖も。
身体が硬直して声さえ出なかった日々。
しかしその母も15年以上前に亡くなり、父も相変わらず(もうあまり悪口は書きたくないので…)。
物凄い憎しみと怒りに支配された時期もありました。
でも結局、私が生まれたことがすべての元凶。
今もいろいろありますが、すべては私が生まれたことへの償いと罰。
そう思うことで少しラクになれた。
何故受精したのか。
何故母の腹の中で自殺出来なかったのか。
「お前が腹にいたとき薬で殺してやろうかと思った」と言っていた母。
つらかったんだろう。
私のせいで。
だからきっと一生かけて償っていく。
これからもずっと。


私は私の道を行く。
償いの道かな。
それが当たり前なんだから、人を羨むのをやめたい。
優しい人になりたい。
少しでも穏やかでいられるように、自分の罪を噛みしめていきたい。