思いっきって
ミュートをかけず
鍵盤を叩いてみた
もっと強く叩けたんだけどね
良くない行いだったろうなって思ってる
やってしまってから落ち込んだよ
自宅ですりゃいいじゃんって話だしね
まぁ今自宅にピアノないんだけども
思いっきり鍵盤叩きたいな
いつからこんなだろう
気持ちいいなぁって感じることが
悪なんだって感じてしまうようになった
それが大人なんだって思ってる
僕の中の小さきヒトがジィィ…て僕を見る
「せまいね…」
呟く小さきヒト
うん狭いよ
けど今の僕が出来る精一杯だよ
僕は個性的だよ
僕は目立ちたがり屋だよ
僕はヘタレだよ
僕は格好つけだよ
僕はヒトから良く思われたいよ
僕はヒトから誉められたいよ
君全部知ってるじゃない?
「うん知ってるよ。君が本当の君のココロから逃げてるのも知ってる」
僕の中の小さきヒトがまた僕をジィィ…て見た
向き合えって?やだよ
そう思いながらも僕は向き合わざるをえなかった
僕は愛を貰ってると感じることが少ない幼少だった
事実は貰ってるんだけどもね
感じ方が違うんだよね
いっぱい貰わないとヤなんだよね
そういう個性
そういう育ち
「まぁいいんじゃない?」
僕の中の小さなヒトが欠伸をしつつ言う
失礼な奴だよホント
けどね
スッキリしたよ
僕は傷を持ってるかもしれない
「まぁいいんじゃない?」
僕の中の小さきヒトの声が木霊した