米国株バブルの行方 | 相場残日録(元相場師天の日記)

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プロの相場師「天」の引退後のブログ、残日録として記していきます。

昨年11月にこんな記事を書きました。

米国株、バブル指数最高値更新 | 相場残日録(元相場師天の日記)

少し抜粋

バブル指数を節目でまとめたのがこちら

これまでの米国株のバブル指数の高値

2021年12月の 2.34 

これを 3Q末は 抜いてきました

高値更新 2.35 です。

この原動力は 間違いなく AI

ちなみに 80年代 日本のバブルのバブル指数

その高値は 2.98 

まだまだですね

バブル指数の起点を1971年9月にした理由は以下のとおり

1971年8月に、ニクソンショックで ドルと金の兌換が停止

金本位制が世界市場消えました。

そこから通貨が「金の保有量」の頸木を外れて

ペーパーマネーを国家権力が発行できるという

過剰流動性の出発点となった出来事です。

抜粋終わり

 

では、このまま米国株バブルが続くとして

80年代日本のバブルを超える水準がいつなのか

シミュレーションしてみました。

それをグラフにするとこちら

⇒のところが現在の株価(1971年9月を1.00として指数化)

シミュレーションの仮定

①米国株(S&P500)の上昇率が2024年と同じと仮定

②米国の名目GDPの伸びが足元の伸びを維持と仮定

結果は、日本の80年代バブルを超えるのは

2026年6月

その時のS&P500の水準は 7,930ポイントです。

これで 人類史上最高のバブルと言われた

日本の80年代バブルを超えます。

 

どうですか??

これは 現実になる? それとも それはない??

 

歴史は繰り返すとして

一つ言えることは

弾けないバブルはない

そして

人類史上最高の日本にバブルが弾けた後

何が日本に起こったか??

それは、失われた日本の30年・・・・

 

米国株バブル崩壊後の米国は失われた米国に??

 

2024年9月までの

日米の株価と名目GDPを指数化したのがこちら

日本の失われた30年が一目でわかります。

 

以上