再び 月足MACDの有効性検証 | 相場残日録(元相場師天の日記)

相場残日録(元相場師天の日記)

プロの相場師「天」の引退後のブログ、残日録として記していきます。

私は、長期的な相場のトレンド転換

それを真っ先に知らせてくれる

有効なチャート分析として

月足MACDを繰り返し採り上げています

ずいぶん前にその有効性を詳細に検討したことがあります

【コラム】月足MACDの有効性検証 | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

少し抜粋

検証の結果、シグナルの後で変化率に幅はありますが

ポジションを作るタイミングとしては

ワークしていることが分かります。

やはり、長期トレンドの転換点の参考には大いに有効です。

buyシグナルで作ったロングポジションは、

次のsellシグナルでポジションを閉じても9割を超える勝率。

しかし、sellシグナルで作ったショートポジションは

次のbuyシグナルでポジションをセットオフしたら遅い

勝率は1割台です。

sellシグナルは、その買戻しのタイミングを

月足MACDに頼ることなく判断する必要があるということです。

抜粋終わり

分析をアップデートしました

リーマンショック後から現在のS&P500について検証

やはり ポジションを作るタイミングとしては極めて有効

これは間違いないですね。

ただし、買いシグナル 売りシグナル 

そのタイミングでしか

ポジションをセットオフしないとすると

収益率はかなり落ちます。

 

使い方としては

シグナルが出た後のセットオフのタイミングは

うまく自分で判断する=ここにはセンスが必要

また、ポジションを作るタイミングも

高等な技としては、シグナルが出ることを予想して

その少し前にポジションを構築

そうすればコストの良いポジションが作れます。

プロの相場師としての現役時代

私は、そういう使い方をしていました。

 

さて NASDAQ 日経平均は5月で月足MACD買い転換

このままいけば S&P500も6月末で買い転換しそう

月足MACDは、世界経済のソフトランディングシナリオ

もしかしたら バブルの復活を告げているかも知れません。

強烈な逆イールドというハードランディングへの

シグナルがあるにもかかわらず・・・・・

すさまじき逆イールド | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

これには やはり違和感ありますけどね

何度も言いますが

やはり AIの判断が 相場を変えてきているような

そんな気がしますね

とはいえ それも相場

相場のことは相場に聞け | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

 

さて どうなるかな 流石に調整色が強くなっていますがね

逆イールドのシグナルが やはり正しければ

米国経済のハードランディング

月足MACDの壮絶な騙し

となりますが・・・・・

それは、起きそうにないかなあ

 

以上