俺の妄想小説の中では、聖人と呼ばれる層がいて、農家の方々や製造業の方々など、いわゆるモノづくりにいそしむ方々のことである。彼ら・彼女ら以外は、モノづくりを陰で支える日陰の層でありこの社会の脇役なのだ。

 

しかるに、だ。この日陰者たちがこの世の中の富の配分含めて、裏から世の中をコントロールしてしまう恐ろしい時代になってしまっとるわけよ。

 

そして、いよいよ、情報社会のクライマックス・真骨頂である、人心のコントロールにゴミカスのコングロマリットは着手しようとしているのだ。あっ、妄想小説の中の話ね。

 

現段階では、なんだかんだ言って、人心をコントロールする上で重要な役割を果たすものはお金・マネーである。お金の発生・起源に関しては諸説あるみたいだが、例えば、米と鶏肉の物々交換じゃめんどいんで、ある一定の群れの中では共通に価値の保証を与えた移動・持ち運びの楽な代用物という概念、で良いんじゃないの、と思っている。知らんけど。

 

健全な貯えというロールモデルのチャートとしては①ものを作る→②ものを売る→③マネーを得る→④他者生産の必要なモノを買うという流れの中で、天候不良や災害、自身や家族の疾病や事故に備えて蓄えを少しずつ増やしていく、というのが健全な蓄えというものの意義のひとつだよな。

 

まあ、何かあった時の備えという意義は少なからずあるはず。蓄えというものにはね。よって、安心して生活するためには、無くてはならないものなのかも知らんね、たぶん。

 

しかるに、だ。その安心するための蓄えを投資に用いるなんぞ狂気以外の何物でもないだろうに。完全に発狂しとるわい。あっ、俺の妄想小説の中の話だよ。フィクションだよ。

 

でだ、実に回りくどい書き方になってしまっとるが、今の投資のトレードはほとんどが胴元からは丸見えだね。よっぽどでかい特殊な機関でない限り、ほとんどの個人も法人も証券会社の口座を使っとるわけで、トレード内容は丸見え状態なのよ。

 

まあ、普通、投資を始めるにあたってはリスクの少ない金融商品から始める人が多いと思う。この時点で最初の細工が入る。それまでずーっと右肩上がりで上昇していた金融商品が、特定の人間が購入した直後のみ、大きく下落するのよ。だいたい、後に投機で人生終了する人のパターンはこれではないかと思う。おっと、あくまでも俺の妄想小説の中の話よ。

 

これが、個人の蓄え・資産をぜーんぶ吸い取るだけでは飽き足らず、あまつさえ、型にはめて死ぬまで奴隷としてこき使われることになってしまう、という金融市場奴隷システムのスタート時点だったんだね、思い当たるお方も居られるだろうか、まあ、俺の妄想小説の中身なんだが。

 

情報社会なら簡単にできてしまうのよね。命の次に大切とも言われるマネーを恣意的に操作されてしまうような市場に流すことを推奨するなやアホんだら、ということね。妄想小説の中の話だけどね。

 

ああ、実は筆者は結構今忙しい。落ち着いて書ける気分じゃないので、また今度。本当にスマンな奇特にも読んでくれている人には申し訳ないと思っとる。そのうち、ノルアドレナリンが脳髄内にほとばしるような痛快活劇・勧善懲悪ストーリーをお目にかけ申す故、刮目して今しばらく待たれよ。んじゃ。