意識 | Day before tomorrow

Day before tomorrow

My destiny.

My bilief.


私の母はよく・・・いや、用事がある時だけたまにハンガリーにいる父とスカイプをする。


父が私とスカイプをする時に必ず言うことが、


「あれ?そっちの顔見えないよ。」


きっと私は機械操作が得意でいろいろなやり方を知っているかた気軽にそうやっていうのだろう。


だから母とスカイプをする時には決して言わない。



・・・画面には何も注目してない父に気づき、意地悪をしてやろうと思って、


「お母さんの顔もみたいでしょ?」


と言ったら、なんの、図星だったのか画面の向こうで苦笑い。


「うつってますよ。」と心で叫びたいのをこらえて勝手に母の画面が映るように設定してしまった、私。






きっとこれが20年以上一緒に過ごしてきた夫婦の結末なんだろう。


相手の顔にも飽きて、海外赴任で離れたわが娘(こ)を孫だと思ってみてしまう。


それでも母は父がいなきゃ私はダメなの!やっぱり夫婦にしかわからない事のほうが多いの!

パパじゃなきゃ嫌なの!パパがいないと大変!・・・・etc.


こんなの女の勝手な言い分でしかないみたい・・・・男はそこらじゅうに種をまけるしね。


素知らぬ母の横顔は、昔栄えた華の面影を残しながらも専業主婦という長年の苦労に侵食されていた。