前回、息子と野沢温泉に泊まったことを書きましたが、息子の気分転換だけでなく、もうひとつ理由がありました。
私の母は70代半ばです。
2年ほど前に40年ほど勤めたお蕎麦屋さんを辞めて、父と2人で暮らしています。
病気らしい病気もしたことがなかった母ですが、今年の春くらいから鬱っぽい…
元々人の話を聞かない母ですが、
電話で話してもすごく話し方が焦っているなぁ…とか、
今までLINEしてもすぐに既読にならなかったけど、秒で既読が付いて怖いわ💧
とか思っていたんですが、
5月末くらいから病状悪化。
眠れない、食べれない、という
典型的な症状。
6月に一度帰省したのですが、
それから更に悪化してきているので、
先月地元の保健センターに連絡して、
保健師さんと地域包括のケアマネさんに訪問してもらったりしてました。
6月から、かかりつけの内科で不安を軽くしたり、寝付きを良くするお薬をもらっていたのですが、一向に良くならない。
私が言ってもなかなか病院を変えようとしないので、保健師さんたちからお話してもらい、保健師さんの紹介で、メンタルクリニックに早めに予約を入れることができ、お薬が変わったようです。
こういう時は、やっぱり第三者の専門家に入ってもらった方がよいですね。
で、電話でいかに自分が大変なのかを語る母の様子を見に行く為に、帰省途中にある野沢温泉に泊まったのでした♨️
事前に帰ると伝えると、
「いつもと環境が変わって、ごはんがたべられるだろうか」
「眠れるだろうか」
「何か食べるものなど用意しなければ」
とか、いろいろなことを考えると思ったので、当日、10時くらいに電話して、午後行くよー、と伝えたのでした。
行ってみると、元々細身の母、
更に痩せていましたが、
フキヤのお饅頭はすぐにひとつ食べていました
母は今、自分のことで頭ががいっぱいで、
それは辛いとは思うし、無理せずに、と思うのですが、帰省した時に
「○○(私)も大変なのに…
話を聞いてあげなければいけないのに、私がこんなになってしまって…」
と、申し訳なさそうに言うので、
「大丈夫。ばあばは元々私の話聞いてないから期待してないから」
と返してきました
悲しそうな母…
母が辛い時にひどい娘、と自分でも思いますが、
母は元々私に興味がないのです。
自分でも意外でしたが、言えてスッキリしました。
もうひとつ意外なこと。
昔あんなに仲が良くなかった両親がなかなかうまくやっています。
特にじいじ、あんなにすぐ怒ったり、
大きな声を出す人だったのに、
母に優しい。
私は両親と良い関係を築いてこれませんでしたが、両親2人がうまくやっているならそれで良い、と思いました。
母のことは心配だし、
父がいつか疲れてしまうのでは?
という心配もありますが、
私は今の段階では、適度に介入する程度にします。
息子は不登校。
夫はコミュ障で、勝手に退職しようとしており、
母は鬱(診断名は不安神経症だったようですが、よく分からないです)。
私が心身共に健康でないと、
すべて崩れる気がします。
なので、わがままと思われようと、
自制心がないと思われようと、
日々の楽しみを見つけて過ごします。
こんなものや…
こんなものや…
こんなもの…
おいしいものは
心の栄養。
笑