デトロイト・タイガースの右腕アルマンド・ガララーガ投手が2010年6月2日、地元でのクリーブランド・インディアンス戦で、完全試合を達成したはずなのに、審判の誤審によって、最後の最後のアウトカウントで、完全試合を逃してしまった。これは悲劇だ(; ;)
 
 
 
 
 
 
 
 
問題の場面は、9回ウラ2アウト走者なしの場面で、インディアンス27人目の打者ジェーソン・ドナルド選手がバッター。
 
 
 
 
 
 
 
ドナルド選手は、一、二塁間へのゴロを打ったが、一塁手のミゲル・カブレラ選手が好捕して、一塁のベースカバーに入ったガララーガ投手に送球した。
 
 
 
 
 
 
 
タイミング的には完全にアウトだった。誰もが完全試合達成を確信した。しかし、一塁塁審のジム・ジョイス審判員は、セーフをコール。 えっ??Σ(゚□゚;)
 
 
 
 
 
 
 
実況のアナウンサーも、「なんでセーフなんだ!?」、怒る観客。(*゚ □゚ )/
 
 
 
 
 
 
 
デトロイト・タイガースのリーランド監督が飛び出し抗議したが、判定は覆らず、この瞬間、メジャーリーグ史上21人目、デトロイト・タイガースでは史上初、今季メジャー3人目のパーフェクトゲームの夢は消えてしまった。(>。<)ヽ
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

ベネズエラ出身の右腕アルマンド・ガララーガ投手は続く打者を三塁ゴロに打ち取り、”28”個目のアウトを取って、今季2勝目を本人初となる完封勝利で締めくくった。。
 
 
 
 
 
 
 
しかし、ガララーガは「とても悲しい。リプレーを20回見たが、あれがセーフとは… 俺からパーフェクトゲームを奪った審判と話がしたい。(ジョイス塁審は)もっといい位置でジャッジすべきだった」とショックを隠せなかったそうだ。。そりゃそうだろう。。(>_<)。
 
 
 
 
 
 
 
「俺は完全試合を達成した。記録には載らないけれど、(今日の)DVDは息子にも見せるよ」と語ったそうだ。。
 
 
 
 
 
 
 
しかし、快挙を逃した本人以上に、傷心だったのはジョイス塁審だった。「ビデオで見るまではセーフだと思った。私が彼の完全試合を台無しにしてしまった」。試合後にビデオを見て、自分の誤審を認めると、ガララーガの元を訪れ、涙を浮かべながら謝罪したそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
54歳のジョイス塁審はメジャー審判歴22年目で、ワールドシリーズでも2度審判を担当した実績があるベテラン。「私の審判人生の中で最も重大なミスとなってしまった」と悔やんだそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
悪気はない。信念を持って自分の判定を貫いた。確かにセーフと彼は思ったから… しかし、試合後に、ビデオを見て、自分の判定が間違っていたと思うや否や、その非を認め、心からガララーガ投手に謝罪したジョイス審判員。
 
 
 
 
 
 
 
自分の間違いに気付いたら、すぐにその非を認め、心から謝罪する姿は、素晴らしいw
 
 
 
 
 
 
 
それ以上に素晴らしかったのは、ガララーガ投手だ。 それは、涙ながらに謝罪に来たジョイス審判員に対して、抱き合って彼を許したそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
「ジョイス審判員は本当に恐縮していた。誰にも間違いはある。完璧な人間なんていない。みんな人間なんだ。」と言って。。本当は怒りたいし、泣きたい気持ちでいっぱいだったはずなのに…
 
 
 
 
 
 
 
大リーグの歴史に残る偉業を、誤審によってフイにされたガララーガ投手。並みの人間なら、とても簡単に許すことは出来ないはず… 素晴らしい態度だ。
 
 
 
 
 
 
 
僕は、この二人の姿に感動した。今年一番のフェアプレイだ。
 
 
 
 
 
 
 
信念を持って行動すること。しかし、自分の過ちに気付いたらすぐに自分の非を認め心から謝罪すること。 決して隠したりごまかしたりはしないこと。 一方、被害を受けた方は、相手が心から謝罪してきた場合、寛大な心を持って接し、その過ちを許してあげること。
 
 
 
 
 
 
 
素晴らしいことだね!? ほんとにすがすがしい気持ちになれたよ\(^-^*)/
 
 
 
 
 
 
 
この二人の言動を見て、僕も少しでも人間を磨かなきゃ!