みなさんこんにちは
いつもブログチェックありがとうございます
動物に感染する寄生虫は
種類が様々で、その感染した虫の種類によって
感染経路も様々です。
瓜実条虫と言う虫はよく猫ちゃんに寄生する事が多く
さなだ虫の仲間です。
ノミからの外部寄生によって感染します
多くは排泄物に米粒のような物が混じると言った症状ですが
その米粒みたいな物が虫の正体なんです
これからお話しする“縮小条虫”と言う虫は
やはり瓜実条虫と同じく、ノミから感染し胃や腸などの消化管に寄生する虫です。
しかしこの縮小条虫
瓜実条虫よりもめったに感染しない事と
今回寄生した動物がわんちゃんだったと言う事にやまさん驚き
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はい、これが当院の顕微鏡を撮影した縮小条虫の虫卵です。
写真中央の丸い物体です
まず、メジャーな瓜実条虫の虫卵とは
大きさは近いのですが形が違います。
ちなみにやまさんは
生の縮小条虫卵をみるのは初めてです
16年仕事して初めて生でお目にかかりました激レアですね。
瓜実条虫の縮小条虫も
感染した場合体調の変動があまりないので
排泄物や吐物に虫卵が混じると言った現象により
みなさん寄生に気が付かれる事が多いです。
ちなみに瓜実条虫
脅かすようですが、人畜共通感染病ですので
わんちゃんや猫ちゃんから調節感染する事はありませんが
ヒトへの感染も中間宿主であるノミやハジラミの摂食による物がごくまれにあります
ちっこいノミだからといってバカにしらたいけませんね