お久しぶりです。
夏休みも後半になり、受験生ということもあり忙しくて8月に入ってから全然更新していませんでしたが、ひと段落したのでここで久しぶりの記事です。
7月8日、阪急伊丹線で最後の活躍をしてきた3100系電車が引退を迎えました。
最終日は朝に西宮北口を出庫して夜、伊丹停泊になる運用についていました。伊丹停泊なので車庫への回送は次の日の昼間に行われました。
塚口で撮影した写真です。
1枚目…伊丹線でおそらく一番(?)有名な塚口カーブです。このような急カーブで駅に入るのは京都では嵐電などを思い浮かべますが、あまり見かけないような構図ですね。
2枚目…3100系の運転台です。マスコンのデッドマン装置が昔の阪急らしさがあっていいですね。
3枚目…車内の様子です。オリーブ色の化粧板でアンゴラヤギの毛を使用した伝統的な座席はこの3100系にも採用され、そしてそれ以降、今の1000・1300系でも採用されています。阪急の伝統的な車内へのこだわりはこの形式でも見られ、そしてそれ以降の新車にもその伝統は引き継がれています。
4枚目…製造は1964年ということで京阪の2200・2600系と同世代に当たります。関西はこのような古い車両が多いですが、近鉄以外はどこの鉄道会社も新車が最近でははいるようになり、高度経済成長期から走り続けている車両たちが見られなくなる日は意外と近いのかもしれませんね…。
3100系の引退を記念して最後の数日は「おつかれさま」「惜別」と書かれたヘッドマークを掲出しての運行がされました。2300系の時の色違いバージョンですね。
3100系の走行風景を沿線で撮影しました。
最終日はあいにくの雨でしたが、雨が降ると阪急電車の特徴的なマルーンがさらに輝いて見えるので、最終日にこのような天気になったのがむしろ良かったような気もします。
以上です。