久しぶりに、純粋な気持ちでblogを更新しました。
公益性はあまりありません。






Dear my old friends







故郷について語ります。

二つの小学校が統合する
沼津市立第五中学校。僕の母校だ。
卒業して以来、同級生達とは疎遠だった。


多感だった中学生時分
中学の同級生との間に
居場所や仲間をつみけることが出来なかったからだ。

他校の連中とつるんでいた。

また、その後進学した高校生活で
生涯の仲間を得て
帰郷しても、あえて彼らとは会う事はなかった。



ここでは、あまり詳しく語らないが
僕は故郷、沼津があまり好きではなかった。
小さい街だ。クダラナイ輩もいる。



中学卒業して以来、初めての同窓会が行われた。
学年共通、先生方も招待しホテル宴会場を貸し切り行った同窓会。


結果、15歳以来
17年ぶりの再会から2週間、
僕はまだ夢見心地でいる。


最高の時間を過ごせたからだ。






番長だったつっちゃんは、今でもクールな男で
登場するだけで空気を変える様な存在。


山口先生からは
今日をもって友達になろうと暖かい言葉をかけてもらった。



開北小学校 サッカー少年団の仲間とは、顔を合わせた瞬間から
「やべーやべー」って何回も言い合い
思い出話に花が咲いた。


ライバル第五小学校に0-2から見事逆転勝ちした試合。
僕たちのベストゲーム。二部第3位。
表彰状を誇らしげに持つ12歳の僕たちが写真の中にいる。



左ウイングの高浦は小学校の教師になり
なんと僕たちの母校で教鞭をとっている。


高浦とコンビを組んだ左サイドバック テツは
この同窓会を仕切り幹事として
みんなをまとめてくれた。
ありがとな!テツ!!


右サイドバックのヒロキは消防士。
誰よりもはつらつとした空気感をまとい若く健康そうだった。


センターバックのマス
根性があり、強い相手にもショルダーチャージを見舞いし
なんどもゴール前のピンチを救った。覚えてるぜ!君のガッツ!!
絵に描いたように笑顔が
その人相に染み付いている。



ゴールキーパーの近藤とは話し込むタイミングがなかったが
元気そうにしていた。



「そうちゃん、ボール蹴ってる?」
挨拶代わりの第一声。
そう言われれば、もちろんyesと答え
胸が熱くなった。


今年の年末には、ライバル第五小学校との試合も決まった。



八百屋の羽田コーチ、
ラーメン屋の遠藤コーチ、
もう、70代だと思うけど
まだまだ元気にサッカーのコーチを続けてると聞いて
涙が出るほど嬉しかった。
間に合った!今から会いに行ける事が嬉しかった。


意地悪をしてしまった、太った女の子に当時の行動を謝罪する事が出来た。
「来て良かった」と笑ってくれた。


初めての彼女ー
初めてキスしたsちゃんの近況も知れた。今は家族と関西にいると聞き
西なら放射能も地震も心配ないなと、安心した。
そして15歳の誕生日の夜、
大切な思い出を 思い出した。



五小の連中も暖かかった。
かずよし
酔って無くしそうになったノート
とっておいてくれてありがとな!


ほりくんも、やんたも、やまも
みんなと酒が飲めて本当に良かった。



天国。天国みたいに感じた。
昔の友人、好きになった女の子
先生方。酒。尽きることのない思い出話。
美しい時間だった。



この日を境に故郷をより好きになる事が出来た。
中学生の自分を肯定出来たからだ。
もっとゆっくり、時間を共有したい奴らだらけだ。






だからこそ、僕は走ろうと思う。
急だけど、明日からの話ね。


地元から嫌いな奴がいなくなったら
故郷がより愛おしくなり大切になったからです。


僕達の子供たちにも(その世代にも)
同じように伸び伸びと小学校時代を過ごして欲しいと思った。



恋をしてドキドキしたり
自由な高校生活に夢をみたり
あるいは大人に反抗し
どうどうと社会を斜めに見るなり
大切に、多感に、好きな様
15歳までの時間ー
中学校時代をすごして欲しいと
強く思った。



高浦!テツ!マス!ヒロキ!
俺走るわ!!


今さぁ、0-2なんだけどさ
けっこう時間なくて
しかも後半なんだけどさぁ
俺、あん時みたいに一点取りに行くわ!!


手強い相手なんだけどさぁ
嫌いな奴には堂々とnoを突き付けてくるよ!



高浦!!
俺、一点とってくるからさ
そしたら次の一点頼むわ!!!
小学生達に教えて欲しい!
頼んだわ!



そしたら、その後、
あの時みたいにマサキみたいな奴
三点目を狙う奴が続くと思う、
勝てるよ!!




詩乃、君相手に勇気を振り絞って
本当に良かったよ!



おい!!五小連中!!
年末の試合、楽しみにしてるぜ!!
せいぜいこそ練しとけよ!笑)
(同級生のみんな見に来てよ!)




まだまだ書けそうだけど
だいぶ文脈も乱れてきたし
今日は海入って疲れたし
これにて乱文 おしまい!



背番号7 行って来やす!

思い出を、文字にする事で
今日、書く事で
強くなりたかったんだ!またね!




freelance journalist
大嶽創太郎