先 エントリーから引き続き、有料メルマガからの抜粋記事です。

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2 未来の選び方 
「選挙ってなんだ?」 熊谷俊人 著 を読む


僕は「政治や政策、この国の未来」について
もっとpopに語れる雰囲気を作りたいと思っている。
あのお笑い芸人のネタ、ウケるよね。
あの新人女優、めっちゃ可愛いよね。あそこのカレー屋うまいよね。
位のトーンとテンションで。
飲み屋でも、教室でも、公園の青空の下でもいい。
タブーがない事が理想で、遊びがある、冗談や比喩、想像力があり
誰でものぞける 隙間がある事が重要だ。

生きる事に忙しく、考える時間がない? 思考停止。
それなら、時間のたっぷりある僕が代わりに考えておきましょう。
貴方は、ただ読むだけで良い。いかがでしょうか?
固い問題を、柔らかく噛み砕く役目、そんなハブに成る事が
ジャーナリストとしての僕の役目なのかもしれない、
その辺りが皆さんに期待してもらっている処かもしれないと考えています。

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さて本題。
僕達が暮らしている社会。考えて行動しても、考えず居眠りを決め込んでも
遅かれ早かれ必ずしっぺ返しが来る。僕らは巻き込まれる。
それが、ルールだからだ。
始まりの始まりがどこかは分からないが、本レポートでも警鐘してきた
特定秘密保護法案 スノーデン氏の告発 マイナンバー制 TPP 等
不穏な流れ。
今、僕達が暮らす現代2015年は
戦後、最悪の状況だという識者も少なくない。

オカルト的な思想ではなく、終わりの始まりは、
すでに始まってしまっているのかもしれない。

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僕達が出来る事は、知識武装。納税。そして投票。
もちろん、日々を楽しみ生きる、仕事に精を出す事。
さらに、大切な人や大切にしたいモノとの未来、
現実的な手段や逃避先を考える必要がある。と、僕は思う。

統一地方選挙が近づいて来た。(東海、関西地区などでは終わったが)
政治や選挙について考えるいい時期だ。


今宵は、中央区 小伝馬町駅にほど近い one drop caféで行われた読書会
「選挙ってなんだ?熊谷俊人著」を元に
選挙や地方議員の役目、さらには彼らの動かし方について考えて行きたい。
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詰まる話、貴方が選挙に行かないのは
政治不信ではなく、政治過信かもしれない。


史上最年少 市長(千葉市長就任時 31歳5ヶ月)として注目を集めた
熊谷俊人氏。
上記の言葉は著書「選挙ってなんだ?」の終盤に書かれている。
誰がやっても変わらない。忙しいし興味がない。私には関係がない。
と思っている貴方は、政治に不審を抱いているのではなく政治過信だと言う。

日本は色々大変かもしれない。
けど私の生活は、そんなに悪く変わる事はないだろうと言う、人が本来持つ
希望的観測が過ぎている=政治過信ではないか?と言うのが一つメッセージとして受け取れる。
データを見て行きたい。
国政議員の帰属は自民党が次いで民主党が一位二位の議席を占めるのに対し
地方議員の場合はどうか?
公明、共産が一位二位を占めている。
良い悪いはさておき、
これは、国政の派手な舞台ではまかないきれない
生活に密着した問題を、公明、共産の地方議員や後援者が
ケアしている現状の証だ。地域の生活者のコミュニティーに入り込み、
玄関の戸をノックする様に、有権者に近く寄り添っている。

彼らはたった一票では動かないかもしれない。
ただ、国政議員とは違い
地元住人 十人の声には聞く耳を持たざるを得ない。

例、
中央区 小伝馬町在住の田中です。こないだ同じ町内に住む友人十人くらいでお茶会をした時に、あの道の街灯が暗いって話になったんです。
安心出来る様に、あの道に街灯をつけて頂けませんか?
○ ○党の先生にお願いしても動いてくれなかったんです……
きっと、この願いは叶うだろう。

TV中継もない区議会で誰が熱心に議論し、政策を練っているか、
僕達、有権者には分かりにくい。
だから、ついつい応援演説に駆けつけた有名議員の顔や
演説を頑張っているから、等の理由で優劣をつけてしまう。

どうすれば、候補者達の真意を探れるのか?
答えは簡単で、区のHPなどから候補者のプロフィールを確認すれば良い。
中には、自分のHPのリンクすら張ってない議員もいる。
政策を書いていない議員。選挙直前だけ更新している議員などがいると
その辺りに見極めのポイントがあると
この「選挙ってなに?」には書かれている。(改筆)

忙しい国政議員とは違い、地方議員には時間がある。
ぜひ、小さな問題でも不安、不満でも直接会いに行って訴えてはどうか?と書かれている。
著者の熊谷俊人氏は 頻繁にSNSなどで情報を発信。
誹謗 中傷にも 冷静に対応し切り返している。


この日の勉強会、集まった人達の話は
何処まで最悪の展開を予想しているか?
最悪のシナリオを回避する為の、手段はあるのかと言った具合に
討論は進んだ。
もう一度、3.11の様な事が起きた場合には沖縄等に移住する
or海外への移住 亡命等。
国内にしか住めない人達が、独立国家を作る事は可能か?など話はふくらんだ。
(こういった論点については、また違う機会の配信にて言及します)


最後になるが、子供を持つお父さん、お母さんにお願いがある。
ぜひ、お子さんと一緒に選挙に行って欲しい。
選挙とは何か?お子さんに分かる様に説明し一緒に体験すれば
子供達が投票権を得た時に、選挙は行かないのが当たり前から選挙は行くのが当たり前に変わるからだ。

ブラジルや南米では投票率が高い。
高校生がデモを起こし、トランプをしながら、地べたに座りながら
高速道路をジャックし、大渋滞を作っている現実もある。
彼らもきっと、黙っていられなかった周りの大人達の背中を見て育ったに違いない。



前向きな行動の中には、きっと前向きな出会いや刺激があるはずだ。
未来は変えられないと思っていても、姿勢や意志は育てる事が出来る。
貴方の周りの小さな不安を取り除き
小さな社会を変える事が、地方議員の役目であり仕事だ。
その力が彼らや今回の選挙にあると信じたい。


さぁ、行こうぜ!統一地方選挙 

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近況報告

(※一部 未公開)


文章について。
僕は、やっぱり書く事が大好きです。
続けます。
不定期になりそうですが月4回程を目標に、文字数も過去は平均7000文字くらいでしたが
もっと、バシッと短い回もありそうです。

右傾化、軍国化する僕達の社会に警鐘を鳴らすべく
感情的文章と俯瞰的な噛み砕いた文章、情報を発進していきたいと思います。

ネタ的には、
若い自衛隊員のへのインタビュー、右翼団体リーダーへのインタビュー
左翼団体へのインタビュー
日本に暮らす外国人へのインタビュー等のルポ
お勧め音楽や映画の評論雑記
歴史になんの影響も及ぼさない、普通の人達を描くコラム
夢中になっているギターとライブ活動について
小説作品などの掲載を予定しています。

また、新規読者開拓の為のFB等への告知、
時事、公益性を考慮したブログ等への再掲載など、
自分が持っている拡散力の中でご案内、発信をさせて頂きますが
どうか、ご理解下さい。



今週はこの辺りにしておきます。
それでは また次稿にて。




( Text by Sotaro Ohdake
Freelance Journalist / Hemingway Pen Club )

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