4月中旬
一時帰国直後のメンバーミーテイング
アフリカでの報告を済ませた後
僕を除くメンバーは来るオーストラリア戦に向けて話を咲かせている
過去100倍の応募があったとも言われるプレミアチケット
メンバーの一人がオーストラリアのサッカー協会のホームページからアクセスし
奇跡的にチケットを手にしたのだった
「ソータロー本当に要らないの?日本で決まるチャンスだよ?」
4日にはブラジルにいるはず
5日にはブラジルから映画詳細の企画を日本の皆さんおめでとー的なの合わせてをUPするよ
と、高を括っていたが出国に難航

「なー本当にいらないの?チケット?最後だよも~??」
にその誘いに問いにまったをかけ
取材に必要と理由付けスタジアムに向かう事にした


試合前日に無理を言い以前からお世話になっている中村泰輔氏に
企画のチラシ制作を頼み込む
来場する5万人強のサポーターに配りまくり
運動の認知拡散をもくろんだ

中村家の一男 R君の成長が眩しく
無事に乳離れししっかりとした足取りで歩く彼を肴に酒を飲み
活動の指針に対するアドバイスをもらいながら楽しい時間は過ぎた
結局、チラシの制作に取りかかったのは午前1時を回ってから
作業は朝まで続き最終的な誤字の直しを別れた後の午前にお願いする等
今回も迷惑をたっぷりとかけてしまった



$freelance journalist  大嶽 創太郎 (sotaro ohdake) オフィシャルブログ「 D N A 」Powered by Ameba


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刷り上がったチラシ2000部を抱えスタジアムへ
決して褒めらる行為ではないが
警備の目を盗み配り、目立つ所にはり会場をジャック
気分は悪くない
露店のチンピラ親父やヤンキー姉さんも快くチラシを引き取り張ってくれる
試合を待つお兄さん達が酒を飲み輪を作っていると絡まれ
応援してるぞ~と記念撮影
6人全員からカンパを頂いた






陽が暮れる
仕事を終えたのか足早に駆け込むサポーター達
試合開始30分前には
ほぼ全ての席が埋まり
僕らは運命の決戦を迎えた
アフリカネイションズカップで手に入れたadidas製の
「PHOTOGRAPHER」ビブス
正装し気を引き締めスタジアムを取材した


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運命の一戦が始まる
集中しゲームをコントロールしている
決定機 好機を数多く作り
勝てってブラジルを決める事を期待した

後半37分オアーのクロスがそのままゴールネットを揺らすと
会場は静まり返った
オーストラリアゴール裏に陣取るウルトラス(日本代表サポーター)が、ここぞとばかりに
反撃のチャント コールを叫ぶが、サイドスタンド他一般席のサポーターは呆然とし
静まり返っていた

後半40分を過ぎた頃 僕はある意味仕事を放棄した
ブラジルを逃すのか?
この後4年間に及ぶブラジルそしてアフリカ取材の計画を疑い
夢の力に賭けた計画の根本を疑うと
最後はゴール裏爆心地で声を上げようと
最後はスタジアムの一員となり声を上げるべく
カテゴリー1の応援席を後にし
ゴール裏カテゴリー5ゲートまで走ったのだった