こんにちは! ちゃんです!

今回のブログでは「結果を出す復習法(模試編)」と題して「模試の復習法」について紹介していきます!

 

主に受験生向けの復習法ですが、高1、高2生の方も実践していただけると周りと差をつけることができるでしょう!

それでは行きます!

 

 

  模試受験前

受験生になると毎週のように模試を受けることになると思います。共通テスト模試、記述模試、大学別模試などなど…

もちろんすべての模試に全力で取り組んでほしいのですが、ここで一つポイントがあります。

それは、

 

結果を出しに行く模試を決める

 

ということです。

その模試が受験本番だと思いこみ、そこで結果を出すために最大限の準備をする。試験中も「この解答で合否が決まる」と思いながら、一点でも多くもぎ取るために全力を尽くす。

 

というのも、実際の入試本番では異様に緊張します。それまでの模試でいつも一緒だった友達はおらず、周りの受験生は知らない人ばかり。もれなく全員賢くみえてきます。さらに、試験が始まってしまえば手が震える、頭が真っ白になる、大事に解答しすぎて時間が無くなるなど。それまでの模試では経験したこともなかったトラブルが起こる可能性があります。

 

なぜそのようなことが起きるのか。それは、

「本番を想定したトレーニングを積めていなかったから」

これに尽きます。

 

いつもの問題演習の感覚で模試を解いてしまえば、模試を受けた意味は志望校判定がもらえることくらいでしょうか。

(別のブログで、その志望校判定すらあまり意味を持たないことを説明します)

 

入試本番の異様な環境。これに最も近い状況は「模試受験」しかありません。

そこで「入試」と思い込んで受験することで、入試の緊張感を前もって味わうことができ、極度の緊張状態で受けたからこそわかる自分の弱さにも気づくことができるのです。

 

  模試受験後

模試受験お疲れさまでした。模試を受け終わった後は解答冊子を開いて早速復習…ではありません!

模試を受け終わった後、まずやることは

 

「できなかった問題を解答を見ずにもう一度自分で解いてみる」

 

ことです。

学校で強制的に自己採点させられる場合もあると思いますが、その時は「採点だけ」して、解説は見ないでください。

 

家に帰って「解きなおし」をしてみる。

(試験中は解けなかったけど、家に帰ってもう一度やってみたら解けた。なんてことも案外あるんですよね(笑))

 

解きなおしが終わったら、試験中にできなかった問題を「解ける」「解けない」この2種類に分類してください

「解ける」というのは、解きなおしで解けた問題です。

「解けない」というのは、解きなおしをしても解けなかった問題です。

(やり方はいろいろありますが、僕は○付けの色を変えて分類していました)

 

分類が終わったら、今度は「失点の種類の分析」を行います。

これが一番重要な作業です!

 

まず、「解けない」に分類された問題について。

この場合は、「インプット不足」これしかありません。

全く分からなかったという問題はもちろん。あと一歩の発想があれば解けたという問題も、その考え方を必要な時に出せなかったという点でインプット不足です。「何を、いつ、どのように」ということを意識しながら、土台参考書と照らし合わせて整理してください。

 

次に、「解ける」に分類された問題について。

この場合はさらに3つの種類に分類されます

①アウトプットができなかった

②ケアレスミス

③時間配分

 

①のアウトプットができなかった問題は、試験中はできなかったけど後で落ち着いてやれば解けた。という問題です。

現状で解く力自体はあるということなので、これを試験中にできるようにするためにもう一度整理していきましょう。

 

②のケアレスミスについて。よく「ケアレスミスも実力のうち」といわれますよね。人間である以上、ケアレスミスはなくせるものではりません。しかし減らすことはできます!

どうすれば減らせるか。それは「自分のミスの傾向を知る」ということです。

どういった場面でミスをしやすいか。どういう心理状態のときにミスが起きやすいか。これを知るだけで実際に問題を解くときに似たような状況に遭遇した際、頭にミスをした悔しさごとよみがえってきます。こうなったらミスをするはずがありませんよね。

 

正直、新たなケアレスミスは防ぎようがありません。ですが、これまでしてきたたくさんのケアレスミスをまとめ、それぞれに対する対策を考え、似たような状況に遭遇した時に最大限の注意を払えるようにする。これさえできればケアレスミスは極限まで減らすことができます!

(「間違いは財産」とはこのことですね)

 

③の時間配分について。これは過去問演習の中で、「自分が解ける問題を見極められる力」を身に着けるしかありません。

それも、これまで自分がどれほどの問題演習を積んできたかに左右されます。膨大な演習量があるからこそ、俯瞰的に問題を判断できるようになるのです。

 

大事なのは上記の①②③について、自分には実力はあることを認識すること。過度に落ち込む必要はありません。

ですが、残念ながら入試では点数しか見てくれません。解く力はあるにもかかわらず点数には反映されないことを受け止め、伸びしろをきちんと伸ばしていくことが大切になります。

 

ここまでやって「模試の復習」です!

成績表がかえってくる前にこれらのことを完了させておきましょう!

失点の種類を分析できていれば、点数や判定だけを見て過度に落ち込むことは少なくなるはずです。むしろ、成績を上げるためにやるべきことを整理できているのでポジティブにさえなれます。あとは失点の種類に応じた対策をしていくのみです!

 

 

 

  まとめ

今回のブログの内容のまとめです!

 

模試受験前

結果を出しに行く模試を決め、入試本番だと思い込んで受験する

 

模試受験後

まず、解きなおし

その後、「失点の種類の分析」

 

解けない

①インプット不足

 

解ける

①アウトプットができなかった

②ケアレスミス

③時間配分

 

失点の種類に応じた対策をする!

 

 

今回のブログでは結果を出す復習法として、模試の復習法について紹介しました。受験期にメンタルがやられてしまう原因の一つとして「模試の判定、点数ばかり見ている」ことがあげられます。しかし、「失点の種類の分析」さえ行えば、あとは失点の種類に応じた対策をしていくだけ!やるべきことがはっきりし、過度に落ち込むことは少なくなるはずです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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