「アサタビ〜大分県  佐伯市〜」が放送されました。




初めに出迎えてくれたのは
こんなにも大きなカブトムシ!
これは自然や人と沢山触れ合えるんじゃないかと
旅の楽しみが一気に膨れ上がりました(笑)




今回の旅は民宿にお世話になったのですが
そこのご主人(柳井百人さん)に
佐伯の自然や文化や暮らしを沢山教わる旅でした。




お世話になった柳井さんご夫妻。
民宿に着いた時、柳井さんは子供達に書道教室をやっておられ、子供達は皆「先生」と呼ぶので
それにつられこの旅中、ずっと先生と呼んでいました(笑)




書道教室が終わると子供達と一緒に近くの川で
魚釣りをしました。
釣れない自分を横目にバンバン釣っていく子供達。そしてそれをあおる先生(笑)
なんとか1匹釣る事が出来、胸をなでおろしました。
釣りをしている中で子供達とも仲良くなり、その中の1人の男の子が「家に来てよ!」と言ってくれたので「行っていいの?」と確認した後…。
本当に行って来ました!




風戸毬音(かざとまりおん)君と祖父の賢司さん。
毬音君が手に持っているのはなんと!
1964年東京オリンピックのトーチ!
当時、賢司さんが体操部のキャプテンをされていて、トーチを持って走られたのだそう。
貴重な物を見させて頂きました。
これも毬音君が「家に来て」と言ってくれなかったら見れなかった事です。でも家に着いた時に
「え!本当にきたの!」とビックリしてましたけど(笑)



民宿に戻り夕飯を頂いた後
先生が見せたい物があると連れて行ってくれたのが「宇目神楽(うめかぐら)」の稽古でした。
すいません…。興奮し過ぎて写真を撮るのを忘れてしまってました…。


子供の頃から宇目神楽に触れ、大人になり
その大人になった人達がまた子供達に神楽を教える…。
高齢化で一時途絶えそうになったそうですが、今も受け継がれ市外で働かれている人も
毎週土曜日には集まって稽古をしているそうです。


稽古をしている子供達を見ながら
自分が子供の頃
祖父が教えていた農村歌舞伎を大人に混ざって
稽古をしていた時の事を思い出し
稽古をしている子供達と同じくらいの年齢に戻り
祖父に教わっている気になってしまい
そして宇目神楽をいつまでも残したいという混じりっけなしの思いを皆さんから聞いて少しウルっとしてしまいました。

宇目神楽。いつまでも受け継がれていて欲しいです。



翌日は山に案内してもらいそこで見たのが




「藤河内渓谷」という8キロにわたって流れている渓谷に圧倒されました。
その中で先生が「ここでコーヒーを飲みましょう」と渓谷の水を使って、その場でコーヒー豆を焙煎して飲みました。
なんて贅沢な時間を過ごしているんだと。
コーヒーを飲み、川の流れる音を聞きながら横にならせてもらったらもう…。





脱け殻です(笑)
自然に身をおいたらこうなりますよ(笑)



その後、山の次は海を横目にドライブし




途中の物産館で珍しい物を発見!




「まる寿し」です。
見た目がちょっと「え…」と思うかも知れませんが(笑)
酢でしめたアジに、酢メシを詰めてシソで巻いてあるのですが、これが絶品。
アジと酢メシとシソのバランスがちょうどいいバランスでアジとシソの食感の違いも楽しめる。
酢も効いていて最後にシソの香りが口に広がるから疲れている時に食べたらいくらでも入りそうでした。



そして最後に見たのが
佐伯の造船所でやっている




進水式です。
途中、造船所でこらからの担い手となる研修中の人達と出会い、どういう思いで造船業をやっていきたいのか、何故造船業をやろうと思ったなど色々お話を聞き、その事も思い出しながら進水式を見させてもらいました。


船が出来上がった事に、携わった方は勿論、その家族や、地域の方々も集まって皆で祝う進水式はお祭りの様でした。
知ってる人知らない人関係なく祝い事を皆で祝う。いいですね。



自然の恵みや人の恵み。
今回の佐伯の旅も沢山の恵みと
あたたかさに触れさせてもらいました。



アサタビのホームページにも載っているので
是非チェックしてみてください。


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